こんにちは! 小川由佳です。
前回の記事に引き続き、
「素敵女性の『私らしい生き方』 角口裕美さんのストーリー」
その4です。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
着物が売れるようになったものの、今度は、社内でいじめられるようになり、精神的に辛くなって、会社を辞めることとなった、裕美さん。
(裕美さん)
しんどかったですね。
その後、ハローワークで探して、金彩加工業の会社に入りました。
ここで初めて職人として仕事をすることができ、給料は安いけど楽しいと思えるようになりました。
そんなとき、思いがけず、最初の会社から「戻ってこないか」という引き抜きがくる。
(裕美さん)
すごく悩んだ末、声をかけてくれた、その会社に戻ることにしました。
なぜ辛い思いをした最初の会社に、戻ることにしたのか・・・。不思議ですよね(笑)
私、最初の3か月で辞めたことを、すごく後悔していたんです。
だから、やり直す機会を与えられるのであれば、やり直したいって思ったんですね。
それに、相手が求めてくれたことが、純粋に嬉しかったということもあります。
戻っても、職人の仕事ではないというのは、わかっていました。
それでも、戻って、私の役割を見つけようと思っていました。
こうして、最初に入社した会社に再就職し、どんな仕事でも真剣に取り組んだ裕美さん。
仕事を楽しめるようになっていた矢先、ショックなことが起こる。
新商品を出すという企画が持ち上がった時、知識も経験もある裕美さんではなく、ほぼ初心者の同僚が、その企画を任されることになったのだ。
(裕美さん)
同僚は自動車関係の専門学校を卒業後、染色加工業のその会社に入社した人。
デザインのことなど、全く知識も経験もありませんでした。
一方、私はもともと職人志望。
せっかく美大まで卒業したのに、なぜ私じゃなく彼・・・?
どうしても納得できず、上司に理由を聞いた裕美さん。
返ってきた言葉に愕然とする。
(裕美さん)
上司に聞いたら、
「だって、女性は辞めるでしょ。だから、『この人がいないと』というような仕事は、女性にはさせない。
男性は、経験がなくても、ずっといてもらわなきゃいけないから、仕事を任せる」
と言われました。ショックでした。
(裕美さん)
女性だと、「何をやりたいか」「どう生きたいか」は、反映されないんだ・・・。
会社にとって都合のいい仕事しかさせないんだ・・・。
「あ、そうなんだ・・・」と思いました。
(裕美さん)
その後、ろうけつ染めの加工先に引き抜かれ、楽しく仕事をする機会もありました。
が、女性の職人の月給は10万円。生活が続かず結局、辞めて・・・。
「私、あかんわ。転職ばかりしてる」そう思うようになりました。

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