【素敵女性インタビュー3】 家族の事情に振り回された結果、"得たもの" | 小川由佳 / コーチング 「仕事に人生に。自分らしいリーダーシップの育て方」

小川由佳 / コーチング 「仕事に人生に。自分らしいリーダーシップの育て方」

自分らしいリーダーシップを育てていくためのヒントを綴っています


こんにちは! 小川由佳です。

前回の記事に引き続き、

「素敵女性の『私らしい生き方』 中橋佐知子さんのストーリー」 

その2です。


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2歳になったとき、佐知子さんは、曾祖母の煎じ薬をスカートにひっかけてしまったことがきっかけで、下半身に大やけどをする。

ひきつけで30秒間、心臓が止まり、生死の境をさまよった。

(佐知子さん)
この時、母は、「この子が死ねば、私は、実家へ帰ろう!」と決めたのだそうです。

その後、一命を取り留めた私を見て、今度は、母は、「この家の女中でいいから、この子が社長の娘でいられるよう、この家にとどまろう」と決心したのだそうです。

物心がついた頃、この話を聞きました。

母は、それらの話を何気なく私に言ったのだと思いますが、今思えば、それらの言葉が呪縛となったのかなと思います。

それ以来、私は、「実家に帰してあげられなかった母を、なんとか幸せにしなければいけない。母のためにがんばらなきゃ」と思うようになっていたのかもしれません。



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その後も、お父さんの浮気、お祖母さんとお母さんとの確執、お母さんの愚痴など、佐知子さんは、家族の事情に振り回され続ける。

(佐知子さん)
祖父が亡くなった後、今度は、祖母と父が夫婦のようになりました。

祖父が亡くなって、「さみしい・・・」を連発する祖母に、不器用な父が寄り添って・・・。茶碗も、祖母と父とで夫婦茶碗。

ちょっと屈折した親子関係に見えました。

母が入る余地はなく・・・。父と母の関係は同居人のような感じでした。

(佐知子さん)
母からは、「死なへんかったから帰るのを諦めた」「私の夢は家出すること」と言われました。

小学生の私は、常に「お母さんが家出したらどうしよう」と怯えていたのを覚えています。

父のことは大好きでした。かわいがってもらったし、中学・高校の頃、演劇をしていた私が劇に出るときは、父がいつも見に来てくれていました。

でも、父に女性の影が見えるようになり・・・。

現状に耐えられない母が、我慢できずに吐き出す言葉を、私が受け止めるしかありませんでした。

家から一歩出ると、周りの人には、私は幸せだと思われていました。ええとこの子だから幸せだと。

実際、どこに行っても、「○○さんちの子」と言われました。高校生の頃、区役所でアルバイトをしていたら、昼休みに、区長さんが挨拶に来たこともあります。

周りから見たら幸せ。だから、「自分は幸せだ」と思い込んでいました。

一方で、「決められたレールを正しく走らなければいけない」という感じがあり、「私は、このままいけば、名前を呼ばれずに人生を終わってしまうのかな」という恐怖がありました。


その後も、まさに最近まで、心の中での葛藤は続く。

(佐知子さん)
自分の経験から、人の生き方は、過去の環境が大きく影響するなあと思います。

過去の環境とは、自分の代だけでなく、自分の前の代まで遡って起こったことも含めて。

私の場合だったら、祖父母の(それこそ幼い頃からの)葛藤、両親の葛藤までもが、私の一生に影響を与えているなと感じます。

だから、私は、セッションの時、その人本人のことだけでなく、両親や祖父母のことについても聞くんです。

人間って、過去に起きたことで形作られているから。そして、基本、過去に経験したことの範囲でしか、物事を見ることはできないと思うから。


そんな子供の頃の経験を持つ、佐知子さん。

仕事や結婚、子育てについてはどうだったのだろう。

(続く)




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