皆さま、おばんです!
今晩は日高本線から本桐(ほんきり)駅の訪問記です。
本桐駅に訪れたのは昨年6月のこと。
昨年1月に起きた大狩部駅周辺の路盤流失の影響から
日高本線の鵡川駅以東の区間が既に長期運休中でしたけど、
今年8月に発生した台風10号の影響では他区間でも路盤流失が発生して…
JR側から廃止決定が正式に出たわけではないので静観しますが、
日高本線の運命は穏やかではなさそうな気配です。
さてさて、旅客駅が28駅(起点の苫小牧駅を除く)ある日高本線ですが、
うち、国鉄時代の木造駅舎が残る駅はわずか3駅だけ。
浦河駅と様似駅、そして本桐駅でしたの。
ずいぶんとコンパクトに見える木造駅舎ですが、
昭和61年の無人駅化とともに駅舎の幅が詰められたためで、
国鉄時代は左側にもう少しだけ延びていたようです。
カーブミラーの位置には巨木が植えられていたみたいですね。
駅好きの方なら絶対に楽しめちゃう本桐駅でしたよ。
それでは駅舎に入ります、の前に…
駅舎のすぐ隣には真新しい公衆便所がありました。
駅の利用者向け、というより職業ドライバーさんたちの利用が多いのは、
全国どこでも一緒みたい。
入り口にはハマナスが描かれております。
ハマナスと言えば、個人的に思い出すのは
今年3月に廃止された急行「はまなす」でした。
ハマナス自体は本州でもよく見かけるのに、なぜ北海道ばかり?
と思いましたら、ハマナスは北海道の花(道花)だったんですね。
今頃になって知りましたわ。
急行「はまなす」のヘッドマークの記憶がなかったら、
便所の入り口の花がハマナスなこと、気づかなかったかも…
本桐駅の駅舎内をチェックします。
こちらの台は簡易ベッド…ではなくて、
有人駅時代に使われていた荷物の受け渡し口。
本桐駅は昭和52年まで手荷物の取り扱いも行われていたようです。
本桐駅がある旧・三石町は林業が盛んだそうで
かつては本桐駅からも木材の貨物輸送が行われていたとか。
駅前広場が広いのは、その頃の名残だそう。
あーんど、昆布の出荷も。
日高昆布は全国的にも有名ですけど、
あれ、正しくは「三石昆布」と呼ばれる品種だそうですよ。
ここ、旧・三石町が主産地の昆布品種なんですって、なるほど!
駅構内に残る引き込み線。
ここに貨物列車が発着していたみたいですね。
続いては本桐駅のホームをチェック。
島式ホーム1面2線構造で、駅舎を出るとちっちゃなホーム上屋が見えました。
が…
駅舎からホーム入り口までは意外に遠く、
ホームに入るには、駅の外れまで歩かねばなりませんのよ。
この遠さは、小デブには結構応えますな。
こちらが本桐駅の島式ホームでした。
本桐駅は、日高本線で列車の行き違いが可能な最東端の駅。
ここから先、終着の様似駅までは棒線駅が続きますの。
列車の運行上、重責を担う駅だったために、
職員の詰所としても使えるよう木造駅舎が残されたのでしょうね。
本桐駅は、長期運休に入る前までは1日に6往復の列車が運行され、
すべての列車がここで列車交換が行われていました。
願わくば、日高本線の早期復旧を望んでますけど…
最近のJR北海道の事情を思うと復旧には時間がかかりそう。
重ねて言いますけど、本桐駅は貴重な木造駅舎が残る駅。
本桐駅には、いつまでもこの姿のままでいて欲しいですね。
本桐駅(平成27年6月3日)
















