皆さま、おばんです!
今晩は大糸線から、秘境駅として名高いこちらの駅の訪問記です。
大糸線・小滝(こたき)駅です!
駅周辺を見ても民家は無し。
なぜこんな場所に駅が開業したのか個人的に推測してみましたが、
それは後程挙げることにしまして…
小滝駅は昭和10年に開業した駅で現在は無人駅。
駅の真ん前を国道148号線が横切ってました。
秘境駅として知られていても、決してアクセスが悪い駅じゃありませんのよ。
駅のすぐお隣には黒部川電力姫川第六発電所の事務所があります。
敷地にはこんな機械が展示保存されてましたけど、
これって穴を掘るためのボーリング装置でしたっけ?
この手の機械を見ると、ついつい写真を撮りたくなっちゃいますよね。
発電所の事務所を過ぎると小滝駅がありましたよ。
小滝駅の駅舎は昭和10年の開業時に建てられたものです。
小滝駅が開業した当時、この先の中土駅までの区間は未開通で、
大糸線が全線開通する昭和32年までの22年間は、小滝駅が終点でしたの。
そんな由緒ある小滝駅だってのに、現在の乗車客数はわずか2人/日だそうです。
秘境駅と呼ばれる所以はこれか。
最近はこの数字がちょっとだけ上向きになったようですけど、
何となく、訪れる鉄道ファンが増えただけのような気がしますが。
備え付けの駅ノートを見る。
予想通り、書かれたメッセージの至る所に秘境駅の文字が。
ここに訪れるファンの目的はやっぱりそれなのでしょう。
駅舎を抜けてホームに入ります。
かつての終着駅らしく、
列車の行き違いが可能な島式ホームがありました…
が、残念なことに駅舎寄りの線路は撤去されてたみたいですね。
ホームの片面は、昭和50年代には既に使用を中止していたらしい。
ところが、バブル期に入ると大糸線内にはスキー列車のシュプール号が運行され、
この時期だけ、小滝駅の島式ホームが一時的に復活してたみたいです。
JR移行後に、キハ181やキハ65エーデル車が
シュプール号としてここを走っていたとか…まるで夢のような話ですよ。
さてさて、冒頭に書いた
こんな辺鄙な場所(地元の方ごめんなさい)に小滝駅が開業した理由の
個人的な憶測ですが…
昭和9年に小滝駅の対岸にある黒部川電力姫川第六発電所が竣工しております。
その発電所に建設物資を輸送するために
小滝駅が開業したのではないでしょうかね?
発電所の竣工年が昭和9年で小滝駅の開業年が昭和10年。
これだけ見ると小滝駅開業の方が遅くて辻妻が合いませんけど、
実際は、大糸線が開通する以前から
糸魚川駅‐発電所付近で貨物輸送が行われていたのではないかと。
その延長で小滝駅が開業したのだと思いますが…
こちらは昭和27年に撮影された小滝駅付近の航空写真です。
国土地理院のHPより転載。
かつては駅の西側(糸魚川駅寄り)に、大きな貨物ホームがあったようです。
この向きは、貨物ホームが大糸線延伸のためのモノではなく、
小滝駅に物資を搬入する目的で造られたということ。
こんな場所に駅が造られたのも、
発電所建設が目的だった駅と考えれば、すべてが納得なんですけどね。
小滝駅のホームのそばにあるコレ、なんの支柱なんでしょ?
自分が訪れたのは台風が通り過ぎた直後。
付近の姫川はビックリするぐらい増水してました。
そういえば、過去に姫川の護岸が崩落して
大糸線が長期運休に追い込まれたのもこの付近が原因でしたっけ。
最近、地方のローカル線では
災害による運休 → 復旧を断念 → 廃線の議論が持ち上がる…
パターンが各地で発動しております。
大糸線の非電化区間も、過去に何度も災害を経験した路線。
いつまでも元気でいてほしいですね。
↑(松本駅方面)
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小滝駅(平成26年10月14日)

















