携帯の着信音が鳴った。
雅俊からのメールだった。
疲れていた美穂は少し見ようか、放っておこうか・・・迷った。
どうせいい返事じゃないかも・・・
そんな気持ちのままメールを見た美穂の顔がパッと明るくなった。
「明日、10時半でどうですか?」
美穂の職場は、年末は毎年忙しい。
明日は、今年最後の日曜日の休みだった。
雅俊とは最近どちらも仕事や付き合いですれ違いのままあえない日が続いていた。
「このまま大晦日がきて、会えるのはきっと来年になるんだろうなぁ~」
そんなメールを送ったのは朝だった。
昼になっても返事はこなくて、諦めていたのだ。
「OK!じゃぁいつものとこで待ってるね!」とメールの返事
(*^m^*) ムフッ
朝目覚ましが鳴る前に目が覚めた美穂はカーテンを開けて外を見る。
お日様が青い空で輝いていた。![]()
お天気でよかった~♪
鼻歌まじりで顔を洗いいつもより念入りにメイク![]()
待ち合わせピッタリに彼の車が到着
何だか・・・照れくさいのを悟られないように車に乗り込み
「おはよう!」と言った。
「さ~て、何処に行こうか?」
「あのね、昨日ナントかタウンってオープンしたんだよ、岩木に!」
「へぇ~、そんなの出来たのかぁ。じゃ、まずはそこ行くか!」
って車スタートしたんだけど、なんか・・・お天気怪しくなってきた?
車で岩木に向かってるうちに・・・雪が降ってきて。
まぁ、そんなのは車だしいいか、っておしゃべりに夢中になってて。
「オイ、ホントに岩木にそのナントかタウンってあるのか?」
車はいつの間にかドンドン進んで市外に出てた。
「岩木ってことだから・・・岩木山の麓とか?」
「まさかぁ~・・・こんな時期にわざわざそんな山奥まで買い物に行く客いるかなぁ?」
雪が・・・吹雪になってきた。
道路が真っ白ですれ違う車も少なくなってきて・・・
「ご、ごめん・・・なんか私間違えてたかも?岩木じゃぁない気が・・・」
「まっ、せっかくだから雪道の、猛吹雪のドライブするぁ~」
雅俊は笑いながら運転をしている。
(この、優しさがいいところなんだよねぇ~)美穂の心が言っていた。
ΣΣ┏(|||`□´|||;;)┓ンガ?突然美穂は思い出した。
岩木じゃぁ・・・ない!
ナントかタウンが出来たのは市内の別なところだった!
言おうか、言うまいか・・・悩む。
「もしかしてさぁ、美穂が言ってるの樋の口町に出来たとこぢゃね?」
「なんだ、知ってたの?今思い出したんだけど、そこの事言ってたの私」
「・・・・(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!!」
「な、なにさぁ~・・・(●`ε´●)」
「いいよなぁ~お前のそんなとこイヒヒヒヒー♪ヾ(≧▽≦)ノ彡☆ばんばん!!」
知ってたなら言えばいいじゃん!(●`ε´●)
そんな始まりのデートは時間がゆったりと流れ安心感に包まれる・・・
映画観よう!って張り切ったのにスゲ~混んでるし・・・断念
(キムタク・・・観たかったなぁ~)
家族連れで賑わうデパート。
「わたし達って、どんな風に見えるのかなぁ?」
「普通の仲のいい夫婦!」
「そうだよねぇ?お父さん!」( ´艸`)ムププ
若い女の子たちがいっぱいの雑貨屋でストラップ選んだり
こんなのどう?洋服見たり
こんなの欲しいなぁ~ってアクセ見たり
幻の蕎麦屋でアツアツの海老天に上あごを火傷したり
(お蕎麦美味しかったけどすごく、待たされたの混んでて)
「お腹いっぱいだけど、美味しいコーヒー飲みたい!」
「そして、ケーキは別腹だろ?」笑いながら雅俊が言う。
「ほっほっほ♪( ̄▽+ ̄*)当然ですわ!!」と答える。
(#´ο`#)ノ∪ うめぇ~☆
冬の日暮れ時は早い。
美穂の車を止めてる駐車場まで車を走らせ
「もう1回お茶飲むか?」
「いいよ、また・・・今度・・・」
美穂には早めに帰らなければならない事情があった。
出かける時の母のご機嫌が悪かったから。
早く帰って夕飯の仕度をしなくては・・・
「今日はありがとう。じゃぁ、またね!」
手をギュッと握って・・・バイバイ
.:*.。o○o。.*:._.:*.。o○o。.*:._.:*.。o○o。.*:._.:*.。o○o。.*:._.:*.
家に着いたらメールの着信音♪
「まったり、ゆったりの時間をありがとう。癒されました。吹雪で渋滞で~す。」
「癒されたのは私です。年末頑張りま~す。」
※これは雅俊&美穂のノンフィクションのお話です。
決して、M&ズラのデートのことではありませ・・・ん・・・?
( ̄∀ ̄*)イヒッ