断っておくが、私は ヤンキー ではなかった。

ファンキーモンキーベビー♪ではあったが・・・(矢沢の曲にあるのだ)



 22歳だった。

体調を悪くして緊急入院。 

退院後強制的に実家に戻され、半年後再び上京・・・



 友達と、横浜スタジアムに矢沢のコンサートを見に行った。

ノリノリ(* ̄∀ ̄*)きゃ~♪ 絶叫。。。

振り回していた買ったばかりの革ジャンを勢いで下に落とした。

コンサート終了後、聞いてみたが、落し物に、ある訳なかった。 

丸井のクレジットで買ったばかりの革ジャンは誰かが持って行った。。。



 矢沢最高!だったけれど、革ジャンが。。。

気が立っていた。自分の不注意に。

私のアパートがある駅に着くと、バス停の前に長い行列。

歩いて帰るには遠い・・・仕方なく後に並ぶ。


 しばらくして、一人の男が前方の女性にしつこく飲みに行こうと絡んできた。

一緒に行った友達は怖がりで、ナルシスト。

今度は自分が絡まれるに違いない!と、私の後ろに隠れる。


 絡まれていた女性が何処かに行ってしまった。


 その男がフラフラと歩き出し。。。私の前で止まった。

「お姉さん、飲みに行こうよ!ねぇ・・・」 と、言う。

イヤ、正確には、私の後ろに隠れてる友達に向かって。

「結構です。用事があるので!」 と、私

「アンタじゃなくて、後ろのお姉さんに言ってるのぉ。」


友達はますます私にしがみつき、前に押す。

「友達も行けないって言ってますから。」

「は~ッ?なんも言ってねぇだろぉ?なぁ、お前じゃなく後ろの カノジョ~」


しつこい男は嫌いだ。

しかも、酔ってるし、や~様 のニオイがプンプン。


辺りを見回すと、行列は、私たちから少しずつ離れて行く。

誰も助けてはくれないようだった。



 ここは、自分で切り抜けるしかない。。。スイッチ・ON!


「アンタ、どこの組?ここは誰が仕切ってるか知ってて言ってんの?」 出た~18番ハッタリ

「・・・・・な、何だぁ?・・・俺は○○組の○○ってもんよぉ。」

いきなりジャケット脱ぎだしシャツまで脱いで刺青を見せた。。。地べたにあぐら。


「ケッ。。。スジ彫りじゃないか!色入れる度胸もないクセに・・・恥ずかしいから服着な!」 と、私

「な、何だと~このやろう。。。」

立ち上がろうとした時よろけて又座り込む。

よし、相当酔ってる。

「アンタさぁ、魚○の○って知ってんの?アタイそこんちの息子の○○さんの女なんだけど・・・」

「・・・・・・・・・・・」

「アンタ○○組の○○?聞いた事ないけど、新入り?」

「・・・・・・・・・・・」

「今夜の事黙っててあげるから、服着てサッサと帰りな。言われちゃ困るだろ?」


男慌ててシャツ引っ掛けて、ジャケット持って逃げて行く。。。


 

 「ズラ・・・怖かった・・・○○さんてそんなに有名な人だったの?」

 「うん、ここいら地元じゃかなり有名らしいよ。普段は優しいのにねぇ。」



 「あっ、バスが来たよ。行こう」 と、列の方に歩いて行くと。。。

道が、イヤ人の列が 十戒 のシーンのように割れた。



 え、えっ~~~~~??



 誰もバスに乗ろうとしない。じゃぁお先に失礼って感じで友達と乗った。


一番後ろの席に腰を落ち着けると、次々乗ってきたが、何故だろう皆前の席。

後ろはまだ空いているのに、立ってたり・・・



 「ズラの事、ホントにや~様の女だって思ってんじゃない?」 と、友達。


(⌒^⌒)b なるほどねぇ。。。



 本名を書いてしまうと、地元の人なら直ぐ分かるので、書けませんが、その○○さんとは別に

付き合っていた訳ではなく、アルバイト先の常連客で、アパート借りる時にお世話になった人。

物騒な世の中だから、絡まれたりした時は、俺の名前出せ!って言われててそれを思い出し、

実行してみた訳です。

こんなに、うまく行くとは実際思ってなくて、超ビックリしたのは私自身でした。


 2・3日後その事を○○さんに話したら。。。

可哀想に。。。絡んできた男は、○○さんの舎弟にボコボコにされたとか。。。




 えっ?アルバイトは何かって?それは、又後日改めて。。。