元ダンの家族は好きだった。

兄姉が6人もいて、元ダンは7番目の末っ子。

兄姉は、それぞれとても、とても、個性的で、賑やかな人たちだった。


 直ぐ上の姉(6番目)は、離婚して、2人の子供たちと、私たち夫婦と同じアパートの1室に住んでいたので、

双子が生まれてからは、色々な面でずい分と助けてもらったものだ。

それに、それはもう・・・ズラちゃん(もちろんホントの名前で)ズラちゃん、と、可愛がって頂きました。

歳は私より一つ年下でしたが。。。


 あっ、ちなみに、元ダンは4つ年下でした。


 年に2度は必ず、元ダンの実家に泊まりに行っていた。

それはもう、大騒ぎでしたねぇ。


 双子が1歳になった頃、温泉に行こう!(直ぐ近くにあるので)

って事になり、8人乗りの車にぎゅうぎゅう詰めで行ったのですが・・・(姪や甥も)


 そこで、私は忍者たちに会いました。


 双子の♀は女風呂私担当。♂は元ダン担当。

男女別れて入り口へ・・・

まず、赤ちゃん優先で服を脱がせて、私も脱いで入って行くと・・・


 義理母、義理姉さん2人、義理姉さんたちの子供(♀)すでに湯船にどっぷりと。

『ズラちゃん、ホントのんびりやなんだからぁ。』


 急いで、わが子のオマタやら身体やらお湯掛けて、座らせて、自分もササッとお湯で清めて、

湯船に入った頃には、御一行は上がり、頭だの身体だの洗い始めて・・・

温まって湯船から出る頃には、御一行は二度目の湯船に浸かってた。



 エッ、エ~!?な、何?この速さはぁ。。。

トッ、トニカクイソガナクテハ。。。


 まず、わが子をきれいにしなくては・・・

石鹸だ!まずベビー石鹸で身体洗って、頭洗って・・・ふ~~。


ん?気が付けば誰もいない。。。

これから、私の番なのにぃ・・・この子黙って座ってる訳無いジャン?


 ガラガラ・・戸があいて6番目の義理姉が、

『うっち(娘の愛称)先に湯船で温めて!そしたら、後はやったげるから!』

おお~さすが、義理姉さん。


 娘は任せて、やっと自分の番。

でも、ゆっくりなんぞしてられません。。。


 オマタ洗ったのか、(失礼話の流れです洗いましたとも!)背中洗ったのか、リンスはしたんだっけ?

覚えちゃいませんそんなもの・・・

温まりたいのを、グッと堪えて、早々に上がりましたとも!


 し~ん。。。。誰もいない?はっ~~~~~~~~~~(;一_一)


 ここで又、超急いで、服着る私。

後で分かったのだが、ブラの後ろ側ねじれてた。よくホックできたものだと感心。


 休憩所に駆けつけると、

『なんぼ、ゆっくりだんだばぁ。うるげでまるべなぁ・・・』 と、言われて絶句(@_@;)

訳すと (すごく、ゆっくりなのねぇ。ふやけてしまうわよ・・・) って事。

 御一行は、ファンタだの、コーヒー牛乳だの、既に飲み終えて、

『さあ、せば、行ぐがぁ。久しぶりにゆっくり入ったし、さっぱりしたなぁ。』 みたいな??

 エッ?私喉カラカラなんですけどぉ?ゆっくりもしてないんですけどぉ?


に、忍者かこの人たちは!御一行の裸も見てないよ私。。。。。

 カラスの行水より速い温泉ツアー終了!




                                  つづく