歳月を経てにじむ味わい深さ・カフェ・ランバンの巻 | カフェときどき読書

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心に触れた、大好きな人やものを、札幌から発信します。

休日出勤の代わりに平日休みになり

観てみたい映画があったのでシアターキノへ。

下の娘を保育園に送った後

最初の上映時間まで気持ち時間があり

コーヒー飲みたいな、と思い出したこちらのお店へ。

 

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カフェ・ランバン。

札幌の自家焙煎コーヒーを支えてきたお店のひとつ。

実はシアターキノのすぐ近くで

朝8時15分から開いているのです。

 

ビル街の中で存在感を放つ

木材とレンガのシックな外観。

夏場はツタが茂ってまた、雰囲気あるのですよね。

 

扉を開けて、細い通路を通って店内へ。

これがまた、日常と切り離されるような

ちょっとした緊張感を生み出します。

 

朝9時を少し過ぎた店内には

ネクタイ姿でタバコの煙をくゆらせながら新聞を読む男性と

観光客っぽい二人連れ。

禁煙となっている2階は12時からじゃないと開かないので

1階の、ちょっと離れた奥の方のテーブルに向かいます。

 

コーヒーはもちろんすべて自家焙煎で

ストレートの種類が豊富。、

月替わりのほかにも

手に入りにくい希少な品種も(1杯1000円以上のものも!)。

大雪山のナチュラルウォーターを使い、

淹れるための水にもこだわっている。

朝はブレンドが460円で飲めるので(通常620円)

3種類の中から、真ん中のミディアムに。

 

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運ばれてきたのは、なかなか熱々の1杯。

「苦味と酸味の調和」とメニューに書かれていたのですが

結構酸味も主張してきます。

でもとげとげしさはなく、丸みを帯びた感じ。

 

途中、おじいさんが一人でやってきて

極深煎りの豆を何種類も買い込んでいっていた。

この店の、この種類の、この焙煎で、という

固定ファン、多そう。

 

*

 

それにしても、この木のテーブルの、椅子の、壁の、

月日がたったからこその、

使い込まれた色合いの美しさ。

いい感じに、エイジングされている。

コーヒーカップの後ろにある、

ぽってりかわいい、鳩の砂糖壺も。

 

すんごいおしゃれ、というんじゃないけど

時代に左右されないカッコよさがあって

これぞ喫茶店というたたずまいで

そしてなんか、居心地がいいんだよね。

テーブルの配置のバランスとか

座った時に見える眺めとか。

(禁煙じゃないのに!)

 

ちなみにこちらのお店をデザインされたのは

今映人さんという方で

宮越屋珈琲、ホールステアーズカフェ、ロックフォールカフェ、

今はないけど北地蔵とかふれっぷ館とか

名喫茶店を数多く手掛けてこられてる。

そういえばあの入口の感じは、北地蔵も似てた。

 

長く愛される店って

もちろんコーヒーの味も大事だけど

店舗デザイン、店づくりが支えている面もあるものだなあ。

 

 

☆カフェ・ランバン

札幌市中央区南3西5-20

011-221-5028

8:15~21:00(金土は~22:00)