夕方少し前に、ぽっと時間が空いてしまった月曜日。
が、月曜火曜は案外休みのカフェが多いもの。
名前を思い浮かべては
あの店も休み、あの店もやってない…
ということで、趣向を変えて
名前は以前から聞いたことがあった
日本茶のお店へ。
二条市場近く、創成川に面したビル。
エレベーターで上がり、お店に向かうと
木の大きな扉の横に「在釜」の文字。
小さな一部屋のみの店内は
大きな窓から日の光が優しく差し込み
窓際やカウンターにたくさんの茶器が並びます。
5席のみの席にはすでに3席が埋まっていて
和菓子の話で盛り上がっており
その前で店主さんがお茶を淹れながら
時折会話に加わっています。
…なんか、教室みたいだなあ…
と、ドキドキしながら、隅の席へ。
メニューは日本茶と季節の和菓子のみ。
日本茶は季節に応じて仕入れが変わるようで
煎茶、深蒸し煎茶、ほうじ茶、玉露など
さまざまな種類がそろいます。
お茶は全然詳しくないので、
「飲みやすくて甘めのが好みなんですが
どのあたりがいいですか」
と聞いて、おススメしてもらったのがこちらのお茶。
つゆひかりという深蒸し煎茶、600円。
温度や時間も、そのお茶に合った
最適なタイミングで出してくれる。
結構濃い目の緑なんだけど
飲んでみると確かに、渋みがあまり感じられず
すっきりした甘さがある。ほほう。
そして、添えられた和三盆糖の
やさしい甘さがまた、ぴったり。
店主さん、こちらのことはほっといてくれつつも
そろそろなくなるな、という頃に
お代わり用のお湯を足してくれる。
「(湯の温度が)熱めで飲んでもおいしいですよ」
とのこと。ふむふむ。
お隣のおじさまは、煎茶本来の製法である
手もみ茶を選んでいて
ただ飲んで、おいしいわ~というのも大事だけど
知って飲むと味わいがさらに増す。
窓の外の景色を見ながらまったりしていると
日本茶インストラクターである店主さんが
「わたしも最初は日本茶全然飲めなかったんですよ」
と向こうで話しているのが聞こえてきた。
なるほどなあ。
わたしもコーヒーは大学入ってから飲めるようになって
最初はほんとに軽めのからスタートして
濃くしっかりした苦味があるものも飲めるようになったり
酸味系でも甘さとのバランスが絶妙なものもあったりと
さまざまな味を楽しめるようになって。
若いころ好きだった、シングルモルトのウイスキーもそうだった。
日本茶もきっと、いろいろ試していくと
味覚が育って、いろんなよさがわかってくるのかもしれない。
そうこうしているうちにも
ぽつぽつと次のお客さんがやってきて
わたしも引き上げることに。
今度は違ったタイプのお茶を楽しみに行ってみよう。
☆にちげつ
札幌市中央区南2東1 フラーテ札幌3階
011-207-7758
12:00~22:00
(土日祝は~20:00)
水木定休


