今週、中2の長女は職場体験。
わたしの職場にも今月は小中学生が
見学やら職場体験やらでたくさん来ていて
こういうキャリア教育っていうの、
最近ほんと盛んだよなあ。
たまたま見かけて、タイトルに惹かれて読んでみました。
元朝日新聞記者で現大学教授の竹信三恵子さんが
これから社会に出ていく学生向けに書いた本。
ジュニア新書ということもあり
データを用いながら、読みやすくわかりやすく書かれています。
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今現在の労働環境…
就職できないのは若者の努力不足ではないこと
名ばかり正社員、長時間労働、派遣切り…
労組やNPOなどに相談する中で新しい働き方を見つけたり
労基署に相談して待遇が改善されたりした例も紹介されています。
「落とし穴」に備えることの大切さ、
職に就くためのキャリア教育だけでなく、
働き続けていくためのワークルールの教育の必要性などを指摘、
困ったら声を挙げよう、と
労働相談窓口も巻末に掲載されています。
特に、落とし穴に備える自分づくりという章で紹介されている
自分自身を振り返って、
どんなことをしてきたのか、何ができるのか、
方向性を見つめ直すことや、時間管理のことなどは
若者だけでなく、アラフォーの自分にも響きました。
そして、個人的には、
かつて朝日新聞に勤めていた竹信さんも
母子家庭で育ったこと、
当時は女性が就職できるところが少なく、
門戸が開かれていたのが朝日新聞だったこと、
いろんな部署を転々として、自分の専門性はなんなのかと悩んだこと、
子育てをしながら男社会の中で働き続けてきたことなども書かれていて
親近感がわきました。
この本が出たのは2012年。
今年は電通の問題があって
長時間労働見直しの機運が高まっているように思います。
が、本にも書かれていたのですが
定時に帰ることをよしとしない人も、結構いる。
残業代が減るから。
うちの職場は、それがてきめんで、夜勤分もあるので
…確かに、早帰りが多いと結構手取りも減って、非常にシビア。
仕事の内容というか成果って、そういうところには見えてこないし…
男性が外で稼いで、女性が家を支えて、
働いたとしてもパートで安い給料で扶養に入って、
みたいな仕組みだから、上のようなことが問題になるのだけども。
(本でも指摘されていました)
お金のために遅くまで働くと
家の中はギスギスするし
わたしも、夏~秋にかけては仕事がハードで
給料的にはよかったけれど、体力的にも精神的にもしんどくて
大事なのは何なのかって、何度も揺さぶられる。
お金の余裕が大事か、
家族と過ごす時間が大事か。
この先の学費とかだって、いろいろ気になるし、不安になるし。
どっちも選べる道はないのか。
しあわせに働いていい、と
自分で自分をあきらめない。あきらめたくない。

