働く母は仕事に家事に育児に日々大忙し。
「家に主婦が欲しいよね~!」
職場で子どもがいる先輩や、働く母友の間で
時折そんな話になることも。
でも、その会話の中での「主婦」って、
示し合わせたわけじゃないけど
「主夫」じゃなくて「主婦」なんですよね、だいたい。
じゃあ、家に、
仕事はせず(しててもいいけど)家事育児を主に担う「主夫」がいたら…?
s | (077)「専業主夫」になりたい男たち (ポプラ新書) 842円 Amazon |
先日、面白くてあっという間に読み終えたこの本。
著者は白河桃子さん。
帯にあるのは
「11万人の夫が妻の扶養に入ってる」。
専業主婦よりはもちろん圧倒的に少ないけれども
それでも、家事育児を主体的に担う男性=主夫が
これだけの数がいるんですよね。
働く女性が増え、管理職になったり起業したりする中で
主夫という選択肢も、あるんだろうなあ。
ちなみに我が家も、
専業主夫ではないけれど、これに近い感じです。
扶養に入っていた時期もあったし、
大黒柱は自分なので。
中身は、
実際に専業主夫をされている方のエピソードにはじまり
主夫を持つ「大黒柱妻」の座談会、
そして「主夫」志望の人の婚活ワークショップ、
大黒柱妻の小島慶子さんとの対談など。
職場でも、自分は子供がいるからということで
休日や勤務時間など多少配慮してもらっているけれど
男性の場合はなかなかそうもいかず、
毎日長い時間心身すり減らして働いて、
家計を支え、ローンを返したり子どもを進学させたり
でも昔のように給料が右肩上がりなわけじゃない。
その大変さに、専業主夫になりたい…と思う気持ちもわからないではない。
わたしも荷が重く感じること、多々ありますもん。
「誰のおかげで飯が…」と言いたくなる時も(苦笑)
フルタイムでしっかり働く女性も増えてきていて
女性が働き、男性が家のことを支えるというのは
これからの時代、「あり」なんだと思う。
でも、自分のこととなるとどうか?
どこかで、イラッとするものがないか?
子どもはともかく、「夫を養う」というマインド
「養うためにただ働く」というマインドが
多くの女性に、もちろん自分にもなかったこと、
男性の魅力と社会的能力が無意識でイコールになっていること、
それはやはり「男は仕事、女は家庭」という価値観が
自分にがっちり染みついていること…
読みながらそれが明らかになって
「あああ~」と悶えておりました。
本当は、夫も妻も稼ぐ力があって
その時々の事情に合わせて、
夫婦でバランスを合わせるのが理想的なのだろうけど
女性の側にも
「自分が夫を養う」
まで言わずとも
「自分が働いて、家計を担う」
という意識を持つのは大切なのかな、と思いました。
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