このマンガのタイトルよりも
現在フジテレビ系列で放送中のドラマ
「HOPE~期待ゼロの新入社員~」
の名前を挙げる方がピンときやすいでしょうか。
ドラマの原作となっているこのマンガ「未生 ミセン」。
日本のマンガではなくて、韓国のマンガ。
向こうでも売り上げ200万部、ドラマ化もされ
大ブームを巻き起こしたのが
この夏、日本でリメイクされ、
マンガも日本語版が刊行されることに。
これも北海道新聞夕刊のマンガコラムで知り
日本のマンガが海外で出版されるのは聞くけれど
日本に輸入されるって珍しいなあ…と思っていたら
職場の先輩が買ったとのことで
貸してもらいました。
この写真では伝わりにくいかもしれませんが…
辞書並みに分厚い!です。
支えなしで立ちます(笑)
ストーリーは、囲碁の棋士を目指していた主人公が挫折し、
ツテでたどりついた大手総合商社のインターン。
学歴も職歴もない彼にとって、そこは別世界だったが
囲碁で培った思考力を武器に、
正式採用を目指し奮闘する-というもの。
高卒で大手総合商社勤務って、
日本でもありえないだろうもんなあ…
韓国の、ウェブで連載されていたマンガということで
左から右、横書きになっています。
字が多かったり、絵が独特のタッチだったりして
(大友克洋とかみたいな感じ?)
多少読みにくさはあるものの
読みだしたら2巻まであっという間に読んでしまいました。
それはやはり
マンガに出てくる会社社会が
日本のそれと重なり
まさに自分も直面していることで
あまりにリアルだったから。
仕事に追われて
自分も家族も犠牲にしてしまっていることだったり
社内政治、派閥があったり、学歴や男女差別があったり。
別の部署の女性上司がワーキングマザーで、
子どものお迎えをどっちが行くかで、
夫と電話でしょっちゅうバトルしてたりとか
ほんとに、自分の身の回りにあふれてることばかり。
そんな中で、
最初パッとしない主人公が
囲碁で培った集中力や戦略で
問題を解決し、社会人として成長していく様が
見ていて気持ちよくなります。
周りにいる上司や同僚のキャラクターも面白い。
会社で働くこと…
いろいろ、いろいろあるけれど、
いいチームの中で
仕事をやり遂げた時の達成感って
替えられないものがあるよなあ…
と、思う。
そういえば、タイトルの「未生」も囲碁用語なんだとか。
「死に石」に見えても、
まだどちらに転ぶかわからない状態のことを指すんだそう。
マンガの中には確か
「意味のない石なんてない」
「失敗は次につなげるためのもの」
みたいなセリフもあって
どっちに転ぶかは、自分次第…というメッセージも感じました。
講談社のページ
http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063774863
こちらで試し読みもできます。
ドラマ「HOPE」は…
ちょっと気になるけど
もうすぐ終わりだろうから
今から見るのもなあ…