学生時代は、高校、大学と、
それぞれオーケストラ部に入ってフルートを吹いていたわたし。
先週末は、高校のオケのOBたちによる演奏会でした。
同窓会替わりに、年に1度集まって演奏を楽しんで。
といっても、お盆だし、子どももいるし、
練習も本番も夜だし…と、しばらく行っておらず
今年もやっぱり行けずじまい。
だったのですが、
市民オケでバイオリンを弾いている、職場の後輩女子が
今回、エキストラで参加してきたとのことで
「いやー、すっごい楽しかったです!!」
と興奮しきり。
現役高校生たちの演奏も聴いて
「リハーサルで泣けました…感動しました!!!」
とべた褒め。
「あそこで高校時代を過ごせたYUIさんがうらやましいです!」
とまで言われました。
さらに、クラシック音楽に造詣の深い職場の上司も
なぜか聴きに行ったらしく
「音楽を楽しんでいるのが伝わってきて、よかったよ!」
とこれまた絶賛でした。
♪ ♪ ♪
高校のオーケストラ部は、
もちろん演奏会前とかにはバシッとやっていたけれど
ゆるく楽しい、和気あいあいとした部活でした。
練習量もさほど多くなかったし。
練習嫌いなわたしは、パート内に同じ学年の人がいないのをいいことに
実力はなかったけど、まあ伸び伸びやらせてもらって
とにかく楽しくて、おいしい思いもいっぱいできて
やり切った3年間。
が、大学はかなり体育会系で厳しく
朝から晩まで練習練習…な、ストイックさ。
自分よりうまい人もゴロゴロいて、全体的にレベルも高く
下手さを知り、いじけて拗ねたりもしたけど、
下手なりに練習はして、
最後の最後には、少しうまくなって、
それなりに実を結んだかな、と思っている。
大学卒業後に、高校のOBオケに出たら
先輩方に「上手くなったね…!」と言われたし(笑)
これから映画も公開される
マンガの「青空エール」でも出てくるけれど
中学高校の吹奏楽部で、コンクール上位に食い込んでくる学校の部活は
練習が厳しいところが少なくない。
運動系の部活だってそうだろう。
そういうのも知っていたから
高校のオーケストラは楽しかったけれど
そんなんじゃうまくなれない、
だからやっぱり厳しくやらないと、頑張らないと-
うまくなきゃ、強くなきゃダメなんだ、
みたいな気持ちが、どっかにあったんだと思う。
♪ ♪ ♪
だけど、後輩女子と上司の話を聞いて
心の中がぱあっと晴れたようだった。
楽しい部活で、よかったんだ。
練習に明け暮れれば確かにうまくはなるだろうし
苦しんだ先に見えるもの、得られるものもある。
でも、だからといって、
「和気あいあいとした楽しい部活」がダメなわけじゃない。
そういうのが合う人もいる。
そういうのを必要としている人もいる。
自分の心は、自分で決めていいんだ。
勝手にダメだと決めつけていた自分の、傲慢さよ。
高校時代のわたしは、下手だった。未熟だった。
でも、楽しかった。
蓋をして覆っていた、楽しかった気持ちを、外に出そう。
オケでフルート、久々に吹いてみたいな。