スキルややる気を生かせないと、気持ちが死んでしまう-の巻 | カフェときどき読書

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「貝になるの。黙って定年まで働いて、お給料をもらうのよ」
とアドバイスしてくれたママもいます。
それも一つの生き方かもしれません。

私は、貝になれなかった。
20年もいろいろな部署を経験して、たくさんの人に出会いました。
スキルや、やる気を生かせないと、気持ちが死んでしまう。



*

「出産したら四面楚歌 私のキャリアどうなっちゃうの?」

フェイスブックのタイムラインにたまたま流れてきた
共働き夫婦向けサイト、日経DUALの記事。
メディアで20年キャリアを積んできた方が
39歳での出産を経て、復帰後退職を決意するまでの話。
じりじりと締め付けられるような思いを抱きながら読みました。
同じ業界ということで、状況が特に、よくわかる。


わたしは、恵まれてきた。
読みながらあらためて思う。


夕方から夜にかけての仕事がメインの職場で
早く帰れるシフトも多少はあるものの
夜遅くまでのシフトに入れなければ
「一人前」扱いされない雰囲気もある中で
最初のうちは実母に頼り
途中から夫に夜任せられるようになって
得意な仕事を続けられ、実績を積んでこられた。


得意な仕事をできて、かつ、
周囲の理解や評価も得られる、
というのは大きいと思う。
外勤職場に出た時は、「個人の裁量に任されている」といえど
全然できなかったから、裁量も何もありゃしなかったから。
そして、子ども3人いながら毎日夜遅くまで働けているのは
まぎれもなく夫のおかげだ。
夫がいなければ、たとえ子どもが中学生だったとしても
帰宅が早くて20時…はできない。やっぱり。


早く帰らなければならないからといって
仕事が劣るわけでは決してない。
周りのワーママさんたちを見ていても、ほんと優秀な人ばかりで
でも内勤職場にいると特に
「軽め」の仕事内容になってしまうのが残念だと思う。
遅くまで仕事できたとしたら
そこらのベテランよりよっぽどいい仕事を見せてくれるはずなのに。


冒頭の文章は
4回連載の最終回に出てきたのだけど
以前このブログにも書いた
中野円佳「育休世代のジレンマ」も
言ってることは同じこと。


働いた(会社にいる)時間だけでなく
その内容を見てほしい。
「働く母」でひとくくりにしないで
その人の事情や得意不得意に合わせて
適切な仕事を任せてほしい。
早く帰ってラクしたい、というんじゃなく、
いられる時間の中で、最大限に力を発揮したい、役に立ちたい-
他の人もきっと、そんな風に思っているんじゃなかろうか。


ここしばらく、遅い勤務が続いていて
でもシフトに入ってしまえば当たり前に過ぎていって
働きづめな人はたくさんいて
頑張っても天井がない、キリがないような気がして―

そうやって会社に合わせていくのじゃなくて
合わないって辞めてしまう前に
「女という性」を大事にした働き方を創ること―

やるんだ、やれるところまで。

先日に引き続き
プティラドゥの藤本さきこさんのブログに励まされる~