昨年の暮れ、土曜日の日経新聞に載っているランキングコーナーで
仕事に関するマンガが取り上げられていて
その1位になっていたのがこちら、「重版出来」。
2巻まで出ています。
買ってみたらおもしろくて一気読みしちゃいました。
- 重版出来! 1 (ビッグコミックス)/小学館
- ¥580
- Amazon.co.jp
重版とは、一度出版した書籍を再び、あるいは何度も印刷すること。
その刷り直した書籍ができあがることが「重版出来」。
つまりたくさん本が売れるってことで、出版業界にとってはありがたいことなんです。
柔道一直線できた主人公が、けがのため選手生活を断念せねばならず
就職活動して入社できた先が大手出版社、そして配属先はマンガの編集。
彼女を通して、マンガを取り巻く仕事にかかわる人たちの働く姿が描かれていきます。
安野モヨコの「働きマン」や
槇村さとるの「リアルクローズ」も思わせる、がんばる働く女子マンガ。
- 働きマン(1) (モーニングKC (999))/講談社
- ¥540
- Amazon.co.jp
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いつか続きを読みたいなあ…
- Real Clothes 1 (クイーンズコミックス)/集英社
- ¥420
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業界も一緒ということでは、働きマンの方が近いですかね。- もっともこちらは、働きマンの主人公のようなきれいどころではないですが
- それでも、目の前のことに、目の前の人に、
- 日々しっかり向き合っているという点ではどれも一緒。
- あ、佐々木倫子の「チャンネルはそのまま!」とも似てるかな。
- チャンネル~の主人公ほど天然ちゃんではないですが(笑)
- チャンネルはそのまま! 1―HHTV北海道★テレビ (BIG SPIRITS COMICS S.../小学館
- ¥980
- Amazon.co.jp
- チャンネルはそのまま! 1―HHTV北海道★テレビ (BIG SPIRITS COMICS S.../小学館
これは、モデルとなっているテレビ局が地元なのですごくリアルに共感できます(笑)- (あの「水曜どうでしょう」の制作局です)
- 自分のいる業界とも近い、というのもあるけれど。
この「重版出来」でクローズアップされているのは
1冊のマンガをつくるのに、たくさんの人がかかわっているということ。
マンガ家と編集者くらいはぴんとくるかもしれないけど、
そのマンガを本にするために、製版の人や印刷の人がいる。
そしてそれを売るために、営業の人がいて、書店員の人がいて。
宣伝するための広告をつくる人もいれば、電子書籍の担当の人もいて。
で、わかりやすく活躍している人なんてほんの一握り。
この業界でいえば、漫画家がそれにあたるんだろうけど、
その人たちだって、おもしろい話が思いつかなかったり、画力の衰えに悩まされたり
読者離れにそわそわしたりしながら描いている。
そしてその人を支える地味な(?)役割の人たちがもっとたくさんいて、
日の目当たらない、報われないこともありながらも、
小さな感動に支えられながら、がんばっている。
ちょうど「善き書店員」を読んだばかりで
業界の内容的にも、本を通して伝えたいことにも、共通するところがあって
2013年最後にいい本と出会えました。
すべての働く人に、
自分の仕事がどこにつながっているのだろう…と思う人に、ぜひ読んでほしい作品。
こちらで試し読みできます。
http://spi-shogakukan.com/jyuhan/
ここに出てくる、朝方ゾンビみたいな顔で帰ってきて~のくだりは
自分の入社当時を思い出します(笑)
夜勤職場だったので、帰ったら昼まで寝てられたけど
仕事終わって夜中の3時から焼肉とか、飲んで帰ったら朝6時とか、あったもんなあ。
あんなの若くなきゃできないわ~。
あらためまして、2014年もどうぞよろしくお願いいたします!
