わたしには魅力がない。
わたしには提供できるものがない。
わたしの手の上は空っぽだ。
夜中にふと、
そんな想いが湧いてきては、
ここにいる資格がない、と、
不安になった。
誰からも求められていない感覚。
居場所がない。
いてもいなくてもいい存在。
ひとりじゃない、
という歌詞に救われた。
誰かのためになりたかった。
誰かの特別になりたかった。
そのためにも、
自分に、魅力がほしくて。
一生懸命、
身に付ける何かを探してた。
何を聴かれても、
自分じゃない答えしか出てこなかった。
本当の言葉じゃないと、
自分の薄っぺらさを憂いて。
自分と、外を覆う薄皮の間には、
違和感と言う名の、壁があった。
この状況を打破するには、
何があればいいのか、
何をすればいいのか、
分からなかった。
心理学を学んでも、
カウンセリングを学んでも、
知識ばかりが頭に入り、
身体が感じる違和感は拭えなかった。
ずっとこのままなのか?
不安に感じた。
ずっとこのままなのか?
いつか、いつか、
自分の中にどっしりとした、
ぶれない軸と、
安定感を感じられる日が来るのだろうか。
あと何年したら得られる?
10年後?
20年後?
おばあちゃんになったら?
それまで私はずっとこうなの?
見えない先に目を凝らしながら、
山を登るのに、一生懸命だった。
見えない山は、大きくて、
やっと登ったと思ったら、
すぐに次の山が見えた。
あの頃の私に言いたい。
大丈夫だよ。
あなたは、大丈夫だよ。
ちゃあんと、
身体で学んでるよ。
ちゃあんと、
違和感の正体を掴んだよ。
ちゃあんと、
生きたいように生きてるよ。
一生、悩みは尽きないものだから、
今、悩んでいるのだって、
そのまま悩んでていいんだよ。
あなたは、
大丈夫だよ。
あなたは、
大丈夫だよ。
ひとりじゃない。
そして、
何者かにもなれていないが、
吉武悠貴には、なってるよ。
そのまま信じて進むがいい。
そのまま信じて、進むがいい。
大丈夫だよ。
声の世界に出逢えてよかった。
おかげで、
違和感の正体も分かり、
大丈夫を確信した。
声の世界に出逢えてよかった。
そうして。
同じように不安を感じているあなたにも。
わたしは、
この世界のことを伝えていきたい。
大丈夫だよ。
大丈夫だよ。
あなたは、素敵だから。
あなたは、たくさんのものを持っている。
大丈夫だよ。
大丈夫だよ。











