東京、福岡で、人生を変える、人生を豊かにする、
ボイストレーニングをやっています、
声屋さん、黄色いひとゆうきんです![]()
このカテゴリでは、
オットとの二人三脚の歩みを
書いていきたいと思います。
続きです。
ある日。
オットからこう言われました。
あなたは、今、
同居人でしかない。
静かにきっぱりと言う彼に、
私はどうしたらいいのか、
わかりませんでした。
彼は、こうも言いました。
あなたの仕事は今後も絶対うまくいくよ。
それは、絶対だし、決まっていることだし、
全国にも、どんどん広がっていくだろう。
助けてくれる人も応援してくれる人も出てくるよ。
きっと仕事はうまくいく。
だけどね、
そうなったときの、家庭の明るい未来が見えないんだ。
と。
また別の日には、こう言われました。
本当はね、
あなたは自由に伸び伸びと、
やりたいことをやりたいようにさせてあげるのが
いいっていうのは分かっている。
それが一番、あなたにとっていいことだし、
仕事も、うまくいくだろうし、
のびのび自由であればあるほど、
あなたの魅力や力が発揮されるだろう。
でも俺はどうしてもそれをさせてあげられない。
どうしても、できない。
それが、もどかしい。
と。
私はどうしたらいのか分からなくなりました。
じゃあもう、仕事、やめる。
そんな言葉に心はなく、
お互い、意味がないことは分かっていました。
次第に、未来を考えることを
やめるようになりました。
理想や妄想に想いを馳せるのが苦しくなりました。
考えようとしても、
考えられなくなりました。
わくわくしても、
あぁでも、家族が。
楽しそうだなって思っても、
あぁでも、オットが。
そうやって、蓋をするようになりました。
我慢するようになりました。
今でも、充分、楽しいから。
そう、言い聞かせていました。
日々、楽しかったのは事実です。
ボイスレッスン、ボイスセッションは楽しくて、
日々は充実していて。
だけれど、
これから先のさらなる展開を考えようとすると、
苦しくなっていたのでした。
活動の場所を広げたい。
でもそんなことできない。
あちこち移動できるようになりたい。
フットワーク軽く動きたい。
もしも独り身だったら、
もしもこどもがいなかったら、
そんなことを考えるのはナンセンスだと
重々分かっていたけれど、
そう、重々分かってはいたけれど、
とにもかくにも、私は動けない、
って思っていました。
オットはあちこちに行くなとは
言っていませんでした。
行きたいのなら、考えて、と。
家族のこと、こどものこと、
どうすればいいのか、
もっと、もっと、考えて、と。
繰り返される『もっと考えて』の言葉は、
私には、
『どう考えても行けないでしょう』に
置き換えられました。
そうしてある時、
私はひとつのことを決意しました。
どうしようもなくて、苦しくて、
その結果出した決断でした。
つづく。