会社員でもある私の仕事のひとつは福祉住環境コーディネーターです。
介護保険を使って住宅改修をするために市役所に申請します。
先日のお客様は余命宣告をされた奥様でした。
ご主人の話を隣で聞きながら苦しい息の下、あるはずの書類の場所を教えてくれたり、
うまく説明できないご主人を助けるように病状の経過をお話してくださいました。
私も危うく余命宣告を受けそうになった経験から、
ついつい必要以上に気持ちが持っていかれてしまいました。
看取りの仕事をされている方には頭が下がります。
1日でも早く工事を終わらせないと、1日でも長く住み慣れたご自宅でいられるように・・・。
1日でも早く工事を終わらせないと、1日でも長く住み慣れたご自宅でいられるように・・・。
そう思っていたのですが、2日後には急変して救急車で病院に行った連絡を受けました。
病状が落ち着いても、自宅に戻ることはなく予約しているホスピスに入るということでした。
奥様の年齢を確認してみると私の母より1つ年上なだけでした。
その日、私は母と食事に行く約束をしました。
それが今日です。
私が連れて行かないと行く機会もない、
北新地のステーキハウス。
ランチなので私の懐具合でもなんとかなります
父を亡くしてからずっと1人暮らしの母は、
たまっていたのか、ひたすら自分の話ばかり
。
身体の不調、
兄への不満
、
最後には切り抜いた新聞記事(思春期の息子に向けた父親の俳句)を
読み上げてなぜだか涙ぐんだり・・・
。
毎度思うのですが、
不安ばかり感じてしまう毎日のようです。
色んな心配事を延々と話し続けられるので、
正直メンタルがやられます(笑)。
でも、これも親孝行のひとつですよね。
こういう機会でしかじっくり話もきけていません。
そうそう、先の奥様ですが、
もしかしたらご自宅に戻れるかもしれないということなので、
至急手続きをすすめました。
困ったことに今日母とランチに行くために仕事を休む予定だったので、
急遽週末は休みを返上することとなりましたが、
ほんの少しでも残された時間を快適に過ごせるお手伝いができたこと、
気持ちがラクになりました。
足元がおぼつかなくなってきた母と
あと何回おでかけを楽しむことができるのかわかりませんが、
もっとちゃんと向き合わないといけない。
そんなことをお客様を通じて教えて頂いた気がします。
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