今週金曜日(1/29)、朝9時開園の直後の東京ディズニーシー、アクアスフィアプラザの風景です。
見るだけで何となく落ち着きます。

 

 

 

 オリエンタルランドの第3四半期決算が発表されました。

「赤字」報道に、「たいへんだ」「TDRはどうなるんだ・・・?」というような反応がツイッター上に見られますが

騒ぐほどの問題ではない

ということを書かせていただきます。

 

 

 

オリエンタルランドの公式リリースにある「2021年3月期 第3四半期決算短信(連結)」は

 

財務諸表の見方が難しい場合は、発表直後のYahoo!ニュース(FNNプライムオンライン)

https://news.yahoo.co.jp/articles/fabd70fa60db50b6d485f6ce87463d4ad88344c2 )

から引用します。

 

ワイドショー的な捉え方のこのニュースだけを見ると、単純に「たいへんだ」ですね。

 

念のため数字をピックアップします。

 

第3四半期累計(20年4~12月期)

売上高 1371億1300万円(前年同期比64.9%減)

純損益 287億2800万円の赤字(前年同期は709億9200万円の黒字)

 

しかし、経済ニュース以外の一般ニュースではどこにも書かれていませんが、直近の第3四半期、10月~12月だけを見ると

純利益 13億6700万円(前年同期比95.1%減)と、黒字に転換しているのです。

ここが見るべきポイントです。

販売管理費(経費)をかなり低減させ、損益分岐点を下げた状態になったと考えられます。

パークファン目線では、出勤キャストが少なくショーやパレードがなくダンサーの契約解除問題など悲痛な運営状態ですが、

経営数値目線では今のコロナ環境下で優れた経営手腕が奏功した結果なのです。


株価を見ると、第3四半期決算発表後に始まった1月29日の取引では、前日の終値 16,135円に対して 16,350円と上昇となりました。

これが市場の反応です。

 

年度の最終損益は、511億1000万円の赤字と中間決算時点の見込みを据え置かれており、慎重です。

第3四半期に何があったかというと、GoToトラベルによる効果です。

なので、GoToトラベルが休止され緊急事態宣言が発出されている第4四半期を慎重に見て年度決算が据え置かれたと考えますが、市場は「不安なし」と見ているということです。

 

さて、これを家計に例えるとどうでしょうか。

 

分かりやすいように単位を変えて書きます。

企業会計でいう原価と販管費をまとめて「支出」ととらえます。

 

4月から9月までの6か月合計で、

収入が 59万円に減り 支出が 89万円で、収支は 30万円の赤字。

10月から12月までの3か月合計、頑張って 78万円を稼いだので、 

4月から12月までの9か月合計で、

収入が 137万円となり、収支では赤字が 29万円まで減りました。

去年の同じ時期は、収支が71万円の黒字だったことから比較すると、今年はまだ苦しい状況です。

ただし、貯金が 704万円あるので、まだまだ生活に困窮する状態ではありません。

 

いかがでしょう。

この数字であれば身近に感じられますね。

 

ちなみに、第3四半期決算が発表されているのを見ると、売上に対する赤字額や利益剰余金、キャッシュフローの観点では

オリエンタルランドは関連業界他社に比較して不安要素は極めて低い状態です。

航空会社や旅行会社、ホテル等は、もっと切羽詰まった状態で、この3月までは持ち堪えられても春以降にも今の売上低迷が続けば、

企業によっては存続に関わる事態も考えられるというのが一般的な見方です。

 

ともあれ、2月から3月にかけて新規感染者数が減少に向かい、ワクチン接種開始という政府の目論見のように順調に進むことを祈るのみです。

 

 

 ☆☆☆☆☆

 よろしければクリックを

<ブログ村ランキング>

 

にほんブログ村 その他趣味ブログ ディズニーランド&シーへ

にほんブログ村

 

 ☆☆☆☆☆