本から得たインスピレーションをコラムにする「本から紡ぐ物語」とは別に、本日から「ことば」に関係するコラムを始めます。
題して、「感じることば」です。
つまり、私の視点や日々感じていること、伝えたいことを自由にコラムにしていくためのものです。こちらも、お楽しみに!
--------------------------------------------------------------------------
「ありがとう」 と 「すみません」
みなさまも、この言葉たちをよく口にしたり、耳にしたりしているのではないでしょうか。かくいう私の会話にも、よく登場します。
しかし、一時期の私は、「すみません」と言われると何だか心がモヤモヤして、少し困った状態になっていました。誰かが感謝の気持ちを表そうとしている時に「すみません」を使っているのを聞くと、モヤモヤして何とも言えない気持ちになったものです。
なぜ、そんなことになってしまったのか・・・?
それが起こり始めた時のことはよく覚えています。
実はその時まで、「すみません」に過剰反応することもありませんでしたし、むしろ自分もよく人に感謝する時(例えば、道を譲ってくれた、何かを取ってくれた時等)に「すみません」を使っていたものです。
そして私はある時、こんなことを誰かから聞いたのです。
『感謝を表す時は「すみません」よりも、「ありがとう」を使った方が気持ちがよいよね』。
私の心にヒットするものがあったのでしょう。その時から、「すみません」は私をモヤモヤさせました。
そして、最近、知ったのです。もともと「すみません」にも、「感謝」を表す意味があるのだと。
そうなのです。感謝を表す言葉は「ありがとう」だけではないのです。「すみません」さんも、十分感謝の気持ちを一生懸命表してくれていたのです
何という思い込み
そして、何て単純で可愛らしい私の脳
その時から、「すみません」でモヤモヤする私はシュッといなくなり、「すみません」で心の波が立つこともなくなりました。
誰かが言った
『感謝を表す時は「すみません」よりも、「ありがとう」を使った方が気持ちがよいよね』
という言葉。
その言葉から、私は勝手に“「すみません」= マイナスの言葉”というイメージを自分の中に作り出し、そしてそのために、あろうことか、「すみません」さんに自分の気持ちを操られていたのです
自分が作り出した勝手なイメージ(思い込み)に自分の気持ちをゆだねてしまい、自分で自分の感情をコントロールできなくなっていたんですね。
でも、もう大丈夫です
「ありがとう」さんも「すみません」さんも私の大のおともだち。
みなさん、私、「ありがとう」も「すみません」もいつでもウェルカムですよ
