北陸新幹線が開通しようが、やっぱり飛行機が好き。
機内販売も、コーヒーも、BGMも飛行機ならでは。
南野陽子の秋のIndicationがセレクトされていたのには感動。
歌詞もよいのだが、いつ聴いてもAメロとサビの転調具合が絶妙すぎる。
ゲートを出ると、いつも待っていてくれた祖父に会える気がして、いつも姿を探してしまう。
さすがに、電子メールも普及して、ポストに届くはずの手紙を心待ちにすることはなくなったが、こればっかりは、家族と、今日もいなかった、と言いながら20年近く、年に何度も繰り返してしまう。
いつか本当に出会えるときは、そこは空港ではなく、死への入り口だよね、と、今日ふと思った。
恐竜が出迎えてくれた!
人生の区切りごとになぜか来るのは、わたしか生まれたまちだから。
激しい白波に防風林。
厳しい日本海が右手に広がる北陸自動車道。
ああ、来たな、と、実感する。
街中に入るにつれ、見慣れた景色は既視感ではなく安心感を与えるとともに、また数日後には去るのだという絶望感に胸が詰まる。
旅のはじまりと終わりの瞬間は飛行機と高速道路。
いわば、東京を切り離し、金沢での日常に入るためのイニシエーション。
機内では、グッバイ・イエローブリック・ロードも流れ、黄色いレンガの道を進んだオズの魔法使いを思い出させた。
〓ゆうき〓