老後の収入が不安なら、再就職より、「正しく捨てる」を始めよう
ーー70代から人生を輝かせる「捨て活」のススメ
老後のタスクの一つとしてあがる「終活」。遺産を誰に渡すか、家をいつ売却すべきか、といったお金に関する内容ばかりに関心を持ちがちですが、実はよりよい老後を過ごすために最優先で行うべきは「捨て活」なのです。
定年後に再就職しても不安が残る。解決策は「捨て活」
会社員として安定した収入を得て在職中にある程度の貯金をして、定年後は退職金と年金をもらい、贅沢をしなければ十分暮らしていけるーー。
そんな夢のような時代はとうに終わりを迎えました。
今や、退職金は自己責任で運用しなければならず、成果次第で受け取れる金額が変わる会社も少なくありません。
年金は支給金額の削減や支給期間の先延ばしで、70代以降の安定した生活が手に入るのかどうかも先行き不透明です。
こうした背景を受けて、現在は定年退職後も収入を得るために、企業の再雇用制度を利用する人も少なくありません。
しかし、こんなはずではなかったのに…と仕事を続けていると、気づいた時にはもう手遅れ。老後に新しいことを始めようとしても、気力も、体力もなく、何もやる気が起こらないことも少なくないでしょう。そんな未来を迎えないために必要なのが「捨て活」なのです。
終活は、終わりが見えてからでは遅い
捨て活とは、今の自分、そして未来の自分にとって必要だと思うもの以外は手放す行為のことです。
「使えるかどうか?」という機能で考えるのではなく、「今の自分や未来の自分が使いたいかどうか?」という感情を主軸にして取捨選択を繰り返すことが捨て活の特長です。
ただ、「使えるかどうか?」で判断すると、基本的に今あるものはすべて「使える」になってしまいます。さらに、モノの方が人間の寿命より遥かに長いことが多いため、生きている間に使わないモノであっても「使えるかどうか?」で判断してしまうと全て残すことになってしまいます。
なぜ「使えるかどうか?」で判断してはいけないのでしょうか。
それはモノは管理するのにコストがかかるからです。モノを保管するための家賃はもちろん、持っていることを覚えようとする脳内メモリーの消費、たくさんのモノに囲まれた重圧からくるストレス、それがあることを忘れて同じモノを複数買ってしまう無駄なコストも生まれるでしょう。
また、収納や動線に悩む時間など。その他書ききれないぐらいたくさんのコストがかかっています。
これらのコストをかけてまで保管していたモノを、人生の終わりがリアルに視野に入ってきてから冷静に捨てるべきか判断しようとしても冷静ではいられません。
ましてや、今後自分の力で収入を得られないと自覚すると、自ら使えるモノを手放すというのは非常に不安なため、その行為自体を避けてしまうのです。
また、モノに囲まれたまま人生を終えると、残された家族の多くが、自分にはわからない故人の思いのこもったモノを捨てなければならないという辛い作業を強いられて苦しむことになります。
これに対して、生きている間に無駄なコストをカットすることで、実は本当に必要だったモノ、お金が明らかになり、実は定年退職後も働く必要はなかったのではないか?と気付けることも少なくありません。
たとえば、キッチン周りの使っていない調味料、お皿、余らせて傷んでしまった食材を捨てることで、鮮度の高い食材をシンプルに調理して食べるようになり、健康的になり、また食品ロスが減ったことで病院代や食費を抑えることにつながるかもしれません。
あるいは、服や化粧品の種類を本当に似合うものだけに絞ることで、買う必要のなかった服を買うことが減り、新色が出るたびに追加で化粧品を買うことがなくなり、人生を終えるまでのコストを減らせるかもしれません。そうなると、「老後はお金が足りないから」と検討していたアルバイトは必要なかったと気づくことができるでしょう。
捨て活を通し、空間や時間、お金、ストレスのない生活を手に入れて暮らすことで人生が少し輝き始めるのです。
では、具体的に捨て活はどのように行えばよいのでしょうか。
捨て活は「捨てる」以外にやってはいけない
捨て活と一言でいっても、モノの捨て方にはいくつか種類があります。代表的なのは「捨てる」ですが、他にも、「売る」「あげる」「寄付する」なども家からモノを減らすという意味では捨てることと同じ行為です。
ただ、私が提唱する捨て活では「捨てる」以外の行為は禁止しています。なぜでしょうか。
なぜなら、「捨てる」とそれ以外では大きく異なるからです。
「捨てる」という行為には必ず心の痛みが伴います。この痛みを味わうことこそが捨て活をする上でもっとも重要なポイントなのです。「捨てる」以外の行為、すなわち、ただモノを整理整頓するだけだったり、中古買取に出す行為は、心が痛まないばかりか、むしろ良いことをしたような達成感に似た感覚を得ることができるのです。これが曲者です。
心が痛むとわかっていれば人は不快を回避しようとする心理が働き、その痛みを回避するために、今後モノを取り入れる時に躊躇することができます。つまり、人生を終えるまでにモノが増えることを防げるのです。
一方、痛みを避ける捨て方ばかりしていると、いつまで経っても躊躇が生まれず「失敗したら売ればいいか」と安易に取り入れてしまうのです。
その結果、また使わないモノが増える苦しさと、捨てたいのに捨てられない葛藤、使いきれない自分へのダメ出しを繰り返すうちに、時間やお金だけでなく、自分で実行したかったことを実現できなかった、という自責の念を抱え続けてしまうのです。
この負のループを断ち切るためには、しっかりと心の痛みを味わい、取り入れ方を変えるために「捨てる」以外の行為はやってはいけないのです。
しかし、捨て活はそう簡単にサクサクとは進みません。捨て活を実行するときに訪れる「あるある」の課題を紹介しましょう。
「もったいない」とどう付き合うべきか
いざ捨て活を始めると、必ず出てくるのが「もったいない」という言葉。
使えるモノを捨てるなんてもったいない、高価だったのに捨てるなんてもったいない。この言葉が出てくる時はその裏側には「よいと思って買ったモノを使いきれていないダメな自分を責める気持ち」が隠されています。
特に、70代以降になると、心身の健康に対する不安や、美容の衰えに不安を感じ、広告に釣られて買ってしまった健康食品や美容グッズで溢れたり、子供や孫がライフイベントを祝う気持ちを込めて贈ってくれるプレゼントなども増えがちです。
当然、それらを捨てることには心の痛みが伴います。
この心の痛みを避けるために便利な言葉が「もったいない」なのです。自分はモノを大切にする人間であるという偽りの自己認識を持ち続けると、大量の不要なモノに囲まれてストレスを抱えて暮らす生活を続けてしまうのです。
実際にこれまでに私の元で捨て活をされた50~60代の中で「もったいない」と思う気持ちを断ち切り、不要なものを手放した方の多くは、70代以降になにを大切にして生きていきたいのかに気づき、元々やりたかったのに諦めていたことを思い出して楽しく残りの人生を歩まれています。
捨て活とは人生の棚卸し
人生を70年、80年と過ごすうちに、様々な記憶と紐づいたモノが増え続けています。
モノを手放すということは、人生の楽しかったこと悲しかったことなど、さまざまな記憶と向き合うことでもあります。
人生の後半に差し掛かって捨て活を行うことは、そうした人生を振り返る行為でもあります。
自分の過去と向き合い、残りの人生で本当に大事にしたいことはなにか?を見つけるために、モノやお金に執着して思考停止的に再就職や新たな収入源を選ぶのではなく、捨て活を通して70代からの人生をより輝かせてほしいと思います。
────────────
捨て活をなぜする必要があるのかを
理解するだけでも捨て活が捗ります![]()
2月15日から3ヶ月間モノを通して
自分の内側にある本音と向き合う
捨て活プロジェクト7期開催を前に、
捨て活の必要性がわかる
無料セミナーを開催します![]()
捨て活をするときの判断基準なども
お伝えしますので、
どなたでもお気軽にご参加ください![]()
2月5.7.9日"無料"開催![]()
(3日とも同じ内容です)
捨て活セミナー&プロジェクト説明会
詳細&お申込はこちらから
![]()
![]()
![]()
この記事がお役に立てるようなら
シェアやフォローをお願いします![]()

