初冬の帰り道
まだ残るイチョウの黄色 金色 黄金道
帰り道はいまだに
あたしを待ってるあの子を思って急ぐ
居ないと分かってても
おせーよ!おせーよ!と騒ぐ声が
まだ耳にある。
目の裏には玄関ドアが開くと
のっそり?本人的にはいそいそと
お迎えに来るおじーちゃん。
猫撫で声で言う
ただいま
おせーわ(なぉーん)
あれ?反対かな
なぉーん(おせーわ)だったかな?
何時間ぶりかを取り戻すような勢いの俺様に
精一杯の猫撫で声で
お留守番偉かったねぇ、ちょっちゃん。
と、言った毎日はもう無い。
今は帰ると玄関先で
ばーば!と叫ぶ子に
おっかえりー
今日も保育園お疲れ様、偉かったねぇ。と
猫撫で声で言う。
そうか君もあたしの猫さんか
ちがーう!
ですよねー。
去年の今日の物語↘︎




