今日のタイトルは、第一印象、
皆さん違和感を感じるかもしれません。
長期目標の策定?山を越えた後に?
いやいや、山を越える前にでしょ、と。
たしかに、仕事のビジョンや、
そもそもの自分のありたい姿などは、
当初描かないとスタートにもなりません。
ただ、長期目標は、
スタート時はざっくりでいいと思います。
なぜかというと、長期目標はある程度、
自分のスキルや強みや現況、
実際の手ごたえなど、
一定の体感と評価が自分の中に見えてこないと
絵に描いた餅になってしまうからです。
特に、手に職を持つ人や、
自分の技術そのものを商品(サービス)として
売っている方は、
いくつか実践の積み重ねがないと、
最終的なありたい姿まで辿り着くための
長期目標設定がしづらいと思います。
たとえば、キャリアチェンジして
フリーのライターになるとします。
ありたい姿は
「文章の力で世界の人をつなぎ、
人々の心の交流を生み出すライターになる」
とします。
そのためにはなにができるか、
どうしたら良いか、
おそらく短期的な課題が
第一のタスクになってくると思います。
そこで、一緒に長期目標も
「3年後に●●の状態にする」
とするのは、
モチベーション管理には効果的です。
ただし、具体的なところまで
落とし込まなくていい、
という話なんです。
ライター活動を始め、地盤をつくるのに
半年くらいかかったら、
まずはそこをひと山と考えてみましょう。
大切なのは、山を越えた時に取り組む
リフレクション(内省)と振り返りです。
おそらく、自分が考えていたよりも
それ以上の効力感を感じたり、
あるいは、
やっぱり向いていないかも…と
挫折感を感じたりするでしょう。
そこで、ようやく長期目標設定に
本格的に取り組みます。
ひと山超えてみて、
見えてきたもの、
それをひとつの尺度として
長期目標を計画するのです。
ピアニストが、次の演奏会に向けて、
生み出したい音楽を生み出せるように、
全力投球する。
↓
演奏会を終えてやっと、
お客様の反応と現在の自分の力、
克服すべき課題や、
次なる挑戦など見えてきた時に、
改めて落ち着いて振り返る。
↓
その時に初めて、
クリアな長期目標が設定できる。
そんな感じです。
あまり、スタート時に長期目標を
細かく設定しすぎて、
ガチガチに振り回されないでください。
実践や行動を通して、
自分の感じたことを、
そして振り返りを、
大切にしていきたいですね。