先日は、慣れない相手や立場を理解しづらい相手とのコミュニケーションに、アサーションが有効、というお話をしました。
アサーションとは何か。
私の言葉で噛み砕いてお伝えしますと、
「自分の気持ちを相手にしっかり伝え、お互いの理解を深め、建設的な結論を出す」
ことです。
当たり前のように普段実践されている方もたくさんいらっしゃると思います。
よくわからない…という方には、一つ例を出しますね。
若い社員が上司あるいはチームリーダーに相談を持ちかける場面です。
「●●業務が忙しくなり、全員が動かなければならないことが増え、役割分担があいまいになってきました。私も次のフローをどなたにお願いすれば良いか非常に困っています。皆さんも毎回お互いに確認しなければいけないので、仕事が非効率だと思います。一度チームで業務フロー図を見える化して、再度分担を考えてみてはどうでしょうか。」
以上です。
模範的なアサーションの表現です。
ポイントは「私が」「非常に困っている」点です。
言いたいことの本音です。
これを、攻撃的・感情的にならず、しかも非主張的にならず、しっかり相手に伝えることです。
よくこういう相談するけど、相手に理解してもらえないんだよね…という方の場合、「困っている」前後の状況説明、具体的提案、結論相談の部分をきちんと伝えられていますでしょうか?
あるいは、「困っている」ことをちゃんと伝えず、説明と提案ばかりになっていませんか?
それの有る・無しで、相手が「ふむふむ」となってくるかどうかが変わります。
これをDESC法と言います。
(興味のある方は、アサーション関連の本を読んでみてください。)
相手に意見を求めているのに、攻撃的に「私困っているんですけど!」とか、くどくど「◯◯してはどうでしょうか…」だけで終わってしまっては、相手も理解できないし、どうして良いかわからないですよね(^_^;)
おそらく女性にはこのタイプ、多いと思います。そして大抵、論争になってしまいます…
私の職場には、アサーションの見本になる先輩女性がいます。
多分、アサーションを意識してるわけじゃないですが、気持ちを伝えながら周りに「ふむふむ」と思わせるスキルをお持ちなんですね。
要するに、自分の気持ちを理解してもらうには、きちんと相手にバックグラウンドを理解してもらい、その先にできることや考えられることを自分なりに努力して伝えることが必要なのだと思います。
そうするには、やはり普段物事を冷静に客観的に考えるクセをつけ、なおかつ、自分の気持ちを素直に受け止めることなのかな…と私自身は感じております。
皆さんの周りにも、きっと「この人のコミュニケーションの仕方、すごいなあ」と思う方がいるのではないでしょうか?
ぜひその方の話し方をじっくり観察し、自分の気持ちを相手に理解してもらえるように伝えること、工夫してみてくださいね。