今日は、少し重たい話になるかもしれません。

 

 

先日、世界を舞台に投資業をされている方と

お会いしてきたのですが、

なぜ、その方のお話を聞きたいと思ったのか、

その原点を思い出したので、

気持ちをそのままに書いてみます。

 

 

 

 

 

  ある知人から聞いた「金融教育」の話

 

少し前のことです。

 


「金融教育に感動した」
「これをもっと多くの人に伝えたい」
そう話す方のお話を聞く機会がありました。

 

 

その方の熱量は、本当にすごかった。

 

 

・今までお金の勉強をしてこなかった
・でも、ある話を聞いて目が覚めた
・これは伝えなきゃいけないと思った
・近所の人、知り合い、片っ端から声をかけている

——そんなエネルギー。

 

 

正直、私は最初
「素敵だな」と思いました。

 

 

金融教育に心を動かされて、
誰かの役に立ちたいと思えるって、
簡単なことじゃないから。

 

 

 

  話を聞くほど、心が重くなっていった

 

 

でも、話を聞いていくうちに
私の中に、少しずつ
言葉にできない違和感が溜まっていったんです。

 

 

「なんだろう、この感じ…」

頭では理解できる話なのに、
心が、どんどん重くなっていく。

 

 

  教育のはずなのに、答えが一つに収束していく

 

日本は金融教育が遅れている。
学校では十分に教えられていない。
将来のために、投資は必要だ。

 

 

ここまでは、私も同じ意見です。

 

 

でも、その先に続いた話が、
なぜか胸に引っかかりました。

 

 

日本の制度はダメだという話。
海外の商品だけが正しいという話。

不安を強く刺激する言葉の数々。

 

 

そして最後に、
「だから、これが必要なんです」
と提示された“答え”。

 

 

その瞬間、
私の中で何かがはっきりしました。

 

 

——ああ、私、今
“教育”じゃなくて“誘導”を受けている。

 

 

  初めて聞く人ほど、信じてしまう構造

 

 

たぶん、初めてお金の話を聞く人だったら、
とても分かりやすくて、
「そうなんだ」と思ってしまうと思います。

 

 

不安になって、
「じゃあ、どうしたらいいの?」って思って。

 

 

その気持ちは、すごく自然です。

 

 

でも私は、
長く金融の現場にいて、
たくさんの“売るためのストーリー”を見てきました。

 

 

だからこそ、
あの場で感じた違和感を、
なかったことにできませんでした。

 

 

  私の原点を、思い出した日

 

その日、家に帰ってからも、
ずっと考えていました。

 

 

「本当の金融教育って、なんだろう?」

 

 

・不安を強くすること?
・正解を一つに決めること?
・“これだけやれば大丈夫”と言い切ること?

 

 

…違うよね。

 

 

そう思ったとき、
悔しさと一緒に、
自分の中の原点を思い出しました。

 

 

私は、
「選べる力」を持つ人を増やしたくて、
この仕事をしてきた。

 

 

誰かの言葉を
そのまま信じるのではなく、
自分で考え、判断できるようになること。

 

 

それこそが、
私が伝えたい“本当の”金融教育。

 

 

 

  今日は、まだ結論を出さない

 

この違和感は、
きっと私だけのものじゃない。

 

 

どこかで
「なんか変だな」
「でも、よく分からない」
そう感じたことのある人も、

 


きっといると思います。

今日は、まだ結論は書きません。

 

 

ただ、
「私はあの日、強い違和感を覚えた」
その事実だけを、ここに残しておきます。

 

 

 

  次回は

 

次回は、
なぜ“中立なアドバイス”がこんなにも難しいのか。

 


私が見てきた金融の世界の「構造」の話を、
できるだけ分かりやすく書こうと思います。

 

 

 

 

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私がこのブログや講座で一貫して伝えたいのは、
「これが正解です」という答えではありません。

 

 

“選べる力を育てること”
それが、私にとっての金融教育です。

 

 

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