この病院ではテレビを見るためのイヤホンは自前で購入するなっている。隣人はそのイヤホンを壊したようだ。
看護師が代替の品を持ってきて一言。「私の税金も入っているやからな」と。私はこの一言に無性に腹が立った。
生活保護受給者は、三度の飯を食うにも国民に感謝しろということなのか?生活保護費を金券で支給するなどふざけたことを言い出す首長の街では普通の考え方なのかもしれない。
京都で野宿者などを支援をしている医療関係者の著作にこんなことが書いてあった。野宿者などを病院に保護し生活保護などの申請を促すと大方の人が「ヒトの世話にならん」と病院を抜け出すそう。貧しいことは悪いこと、生活保護を受けるのは恥という風潮が強いのだろう。
2,011年の生活保護受給者は205万人ですが、利用率は1.6%なのです。生活保護が必要な人に利用されているかを表す補足率は15.3~18%で外国と比べるとドイツ:64.6%、フランス:91.6%などとなっています。
京都の例ように本来受けるべき人が申請を拒むことの遠因にこの看護師の発言のような差別があるのでしょう。
また、申請すら受け付けない役所の水際対策に大いに問題があるのは当然のことです。役所は生活困窮者を見つけ出し、生活保護などの支援を行うのが筋のはずです。
断じて言っておきたい。生活保護を受けるのは、この国に住む人間として当たり前の権利である。憲法25条が保証している。
~日本国憲法 第25条~
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。