夕暮れが早まり、風に少し冷たさを感じる頃![]()
肌も喉も、少しずつ乾きを覚えはじめる季節です![]()
秋は「潤い」がテーマの季節。
外の乾燥は、知らぬ間に体の中にも影響を与えています![]()
そんな秋の日に、やさしく体を包み込むのが「里芋」🥔
しっとり、なめらか。
旬の里芋が、体の内側からうるおいを届けてくれます
薬膳では、里芋は「気」を補いながら
「潤い」を保つ食材とされ、乾燥による
不調を防ぎ、体にやさしく寄り添ってくれます![]()
疲れやすいとき、喉がカサつくとき、肌が敏感になるとき。
そんな日こそ、旬の里芋で心も体もしっとり整えてみましょう![]()
鶏肉やれんこんと合わせた「里芋と鶏肉のほっこり煮」は、やさしい味わいで心まで満たしてくれます![]()
🌿 薬膳的ポイント
この煮ものは、秋から冬にかけての体をいたわる料理です。
冷えや疲れを感じるときに、やさしく元気を補ってくれます。
里芋
鶏肉
体を温めて「気(エネルギー)」を
補い、疲れをやわらげてくれます。
れんこん
のどや肺を潤して、秋の乾燥対策に
ぴったり。
にんじん
血を補って肌や目を元気に。
オクラ
体の余分な熱を冷まし、胃腸の働きを
助けてくれます。
ぬめり成分が「潤い」を与え、のどや腸をやさしく守ります。
乾燥しやすい季節にうるおいを保ち、
便秘や食欲不振の改善にも◎。
生姜
体をあたためて巡りを良くし、冷えを
防ぎます。
🌿栄養のポイント
この煮ものは、たんぱく質・ビタミン・食物繊維がバランスよくとれる、体に
やさしいおかずです。
里芋
カリウムや食物繊維が豊富で、むくみを防ぎ、胃にやさしい働きがあります。
鶏肉
体をつくるたんぱく質がたっぷり。
疲労回復にも◎
れんこん
ビタミンCが多く、免疫力アップにも
役立ちます。
人参
目やお肌を守るβ-カロテンが豊富。
オクラ
ネバネバ成分(ムチン・ペクチン)が
胃の粘膜を保護し、消化を助ける。
β-カロテンやビタミンCが豊富で、免疫力アップや疲労回復にも役立つ。
食物繊維が腸内環境を整え、便通を
スムーズにする。
生姜
体を温めて血流をよくし、冷えの改善に役立ちます。
🍲煮汁にも栄養がたっぷり。
スープごと味わえば、体の中からぽかぽかと温まります。
里芋と鶏のほっこり煮
〈材料(3〜4人分)〉
- 里芋 … 約300g
- 鶏もも肉 … 200g(一口大に切る)
- れんこん … 100g(皮付きのまま、 2mm幅のいちょう切り)
- 人参… 70g(皮付きのまま、乱切り)
- オクラ… 5〜6本(下茹でして、好みの長さに切る)🌿
- 生姜 … 15g(千切り)
- ごま油 … 小さじ1
[煮汁]
- だし汁 … 300ml(又は、水でも良い)
- 酒 … 大さじ1
- みりん … 大さじ2
- 砂糖…大さじ1(今回は、てんさい糖を使いました)
- 濃口醤油 … 大さじ3➡お好みで調整
〈作り方〉
1.下準備
①里芋は、湯むきをします。(今回は小さいサイズだったので)☟ (沸騰したお湯に里芋を入れ、弱火で3分
ほどゆでます。火を止めてそのまま5分
おいてから、水に取りましょう。
冷めたら、指で押すようにするとつるんと皮がむけます。)
➡大きいサイズの場合は、皮をむいて好みのサイズにカットしてください。
②オクラ
オクラは、ヘタのまわりの「がく」を
包丁で軽くそぎ取ります。
沸騰したお湯に塩を一つまみ入れ、
色よくゆでて、冷水に取ります。
2.炒める
鍋にごま油を熱しれんこんを炒める。
➡柔らかい方が好みの場合は、皮を
取り、あらかじめ茹でておいてください。
次に、生姜と鶏肉を入れて炒める。
表面の色が変わったら、里芋・人参を加えて全体に油をなじませる。
3.煮る
だし汁(又は水)・調味料を加えて中火にし、蓋をして約10~15分ほど煮る。
4.盛り付け
器に盛り、仕上げにオクラを添える。
🍁 料理を“格上げ”するポイント
鶏肉をこんがり焼くことで香ばしさと旨みが倍増。
煮汁を少し煮詰めると、照りと深みが出ます。
自然の恵みに感謝しながら季節を味わう🌿
そんな時間が、心の潤いにもつながって
いきますように🌿
今日も台所から、やさしい季節の養生を届けていきます🌿






