9月9日は「重陽の節句」![]()
五節句のひとつであり、「菊の節句」とも呼ばれます![]()
長寿や健康を願う大切な日![]()
秋の実りをいただき、菊の花に想いを寄せながら、静かに過ごすのも素敵ですね![]()
本日の食卓は、旬を大切にした三品![]()
- 栗ご飯
- ナスの焼きびたし
- 菊酒
栗ご飯(土鍋炊き)
材料(2〜3人分)
※1合=200ml計量カップ
- うるち米 … 1.5合
- もち米 … 0.5合
- 水 … 400ml(2合)
- 栗 … 皮付き 200~300g(約40%が皮などの廃棄になります)
- 塩 … 少々
- 酒 … 少々
作り方
1.お米(うるち米・もち米)は洗って 30分ほど浸水させ、ざるに上げておきます。
2.土鍋に①のお米を入れ、分量の水、塩と酒少々を加えて味をととのえます
3.栗は渋皮をむき(※皮ごと熱湯に15分ほど浸けておき、皮が柔らかくなったら むいてください。)大きければ 半分に切ります。
4.②に栗を上にのせ、蓋をして中火にかけます。
もち米を加えることで、ほどよい粘りと甘みが栗のほくほくとした味わいを引き立てます。
栄養のポイント
栗は、ビタミンCやカリウム、食物繊維が豊富。
特にビタミンCはでんぷんに守られているため、加熱しても壊れにくいのが特長
です。
もち米を合わせることでエネルギー源と
なり、秋の疲れやすい体にやさしく働きかけます。
薬膳のポイント
栗は「脾(消化吸収)」や「腎(生命力・足腰の力)」を補う食材。
胃腸を元気にして疲れをやわらげ、冷えや足腰のだるさを整えてくれます。
秋に訪れやすい「夏の疲れ」を癒し、季節の変わり目を健やかに過ごす助けとなります。
ナスの焼きびたし
(添え:オクラ)
材料(2〜3人分)
ナス・・・200g(2本くらい)
オクラ・・・4~5本
炒め油・・・大さじ2(適量)
麺つゆ・・・大さじ3(適量)
作り方
1. ナスはヘタを取り、縦半分に切ってから、斜めに浅く切り込みを入れます。
2. オクラは、ヘタを取り、斜め半分に切ります。
3. フライパンに油を熱し、ナスを皮面を下にして中火で焼きます(3分くらい)。
次に、ひっくりかえした反対も焼きます(3分くらい)。
4.オクラも食べられるくらいに焼きます。
5.ナス、オクラが焼きあがったら、器に盛付、麺つゆをかけます。
※ナスの大きさに応じて、加熱時間を調整してください。
栄養のポイント
ナスは水分が多く、ポリフェノールの一種ナスニンを含み、抗酸化作用が期待できます。
油と相性が良く、煮びたしにすることで
コクが加わり、体にも吸収されやすくなります。
オクラには食物繊維やβ-カロテンが多く、胃腸の調子を整えたり、粘膜を守ったり
する力があります。
薬膳のポイント
ナスは体にこもった余分な熱や湿気を取り去り、むくみやほてりをやわらげます。
夏の名残で体に熱がこもりやすい時期に
ぴったり。
オクラは「気を補い」「胃腸をととのえる」食材。
スタミナ不足やだるさにやさしく働き、ナスと合わせることで、バランスの良い一品になります。
菊酒
栄養のポイント
菊の花にはポリフェノールや香り成分が含まれ、リラックス作用や目の疲れを和らげる効果があるとされています。
お酒と合わせることで体を温めながら、香りで心も落ち着きます。
薬膳のポイント
菊の花には、体にこもった熱を落ち着かせ、目や頭の疲れをやわらげる力があります。
のぼせやイライラをしずめ、季節の変わり目に乱れやすい心や体を整えてくれる、やさしいお酒です。
まとめ
- 栗ご飯 … 胃腸や体の力を補い、元気を取り戻す。
- ナスの焼きびたし+オクラ … 体の熱を冷まし、胃腸をいたわり、疲れをとる。
- 菊酒 … 体の余分な熱をおさえ、目や心をすっきりと癒す。
重陽の節句は、自然の恵みと人の健やかさを願う日![]()
栗の甘み、茄子のやわらかさ、菊の清らかな香り…どれも、季節の深まりを感じさせてくれます![]()
秋のひととき、心をととのえる食卓を囲みながら、どうぞ穏やかにお過ごしください![]()



