・板藍根(ばんらんこん)とは
タイセイやホソバタイセイというアブラナ科の植物の根を乾燥させた生薬です。
中国ではこれ以外にもキツネノマゴ科の植物リュウキュウアイ(別名:馬藍)の根や根茎も用います。
葉から藍色(あいいろ)のインジゴがとれ、藍染めの染料として利用されてきました。
板藍根(ばんらんこん)の「藍」の名前の由来です。
東洋医学では、
板藍根は≪清熱解毒≫≪涼血利咽≫の薬能をもつ生薬とされています。
≪清熱解毒≫とは、細菌やウイルスによる感染や炎症に伴う発熱、腫脹、疼痛などを抑える働き、⇒熱を冷まし、炎症を抑える
≪涼血利咽≫とは、のぼせや発赤、紅班、鼻血、充血などの症状やのどの症状を抑える働きを意味します。
これらの作用は、現代医学的な基礎研究の結果からも裏付けられています。
板藍根の主な働き
培養細胞などを使用した基礎研究において、次のような作用が認められています。
●抗ウイルス作用:ウイルス感染や体内での増殖を抑える働き。
●抗菌作用:細菌感染や体内での増殖を抑える働き。
●免疫増強作用:からだの免疫力を強くする働き。
●解熱消炎作用:熱を下げる働きを痛みや腫れなどの症状(炎症)を抑える働き。
●感染症を予防する効果 補足
板藍根は、菌やウイルスによる感染症を予防する効果があることで知られています。
抗菌スペクトルは広く、多種のグラム陰性・陽性の細菌を抑制する。
多種のウイルス感染症に対して治療効果があり、in vitroでインフルエンザウイルスを抑制する。(漢薬の臨床応用)
菌の侵入を最初に防ぐのは、のどや鼻の粘膜と皮膚です。
板藍根には抗ウイルス作用があり、病原菌やウイルスから体を守ることによって、
風邪やインフルエンザをはじめとする感染症を予防する効果があります
板藍根の使い方
台湾では、風邪やインフルエンザの予防や、発熱やのどの痛みなどの症状に、
煎じ液をお茶代わりに飲むなどの方法で、広く利用されています。
また、煎じ液でうがいをすることもウイルスや細菌の感染予防に役立ちます。
・のどに触れさせながら飲み下す。
板藍根の安全性
中国では、安全な生薬として幅広い年代層に使用されています。
また、日本でも食品として流通しはじめましたが、重篤な副作用は報告されていません。
風邪をひきやすい
インフルエンザの流行時の予防に!
風邪かなと思ったときや、
のどに違和感がある
のどからくる風邪や、急性咽頭炎などでのどの痛みや腫れがひどいときに!
お腹を壊しやすい
細菌性の急な下痢のときやお腹を壊しやすい方に!