風邪を引かない人は要注意!?  免疫性不妊のお話 | STORK TALKS blog

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ニューヨークの妊活事情を世界にお届け

 

 

 

こんにちは、

STORK TALKS

です。

 

以前、良い受精卵を移植したのになかなか妊娠できない時に行う検査として

ERA 、EMMA、ALICE検査を紹介しました。

 

今回は

そんな時や、

妊娠しても流産していう時に行う、

もう一つの検査、

”Th1 /Th2検査”

についてお話したいと思います。

 

これは採血によってわかる免疫検査の1つです。

 

ThとはヘルパーT細胞のことで、

ヒトの体の免疫機能は

Th1とTh2のバランスで成り立っています。

Th1は細菌やウイルスなどの異物に反応する細胞性免疫、

Th2は抗原に反応する液性免疫です。

Th1に偏ると炎症や自己免疫反応が起きやすくなり、

Th2に偏るとアレルギーが起きやすくなります。

 

 

受精卵は自分の卵子とパートナーの精子が合体してできた物なので

女性の体の中に入ると

”異物”

とみなされるはずですが、

妊娠している時は

この異物を攻撃しない仕組みになっています。

 

しかし

Th1の値が高かったり、

Th1 /Th2 のバランスがTh1優位になっていると

受精卵、もしくは胎児を攻撃してしまい、

妊娠が成立しない、もしくは継続できない状況

になることがわかってきました。

 

余談ですが、

Th1優位の人は

異物に対する攻撃力に優れているので、あ

まり風邪を引かないように思われます。

普段の生活で

Th1が高いことは

良いことなのですが、

妊娠となると

少し厄介な存在になるということですね。

 

このTh1 /Th2検査ですが、

日本では

多くの不妊クリニックで行われてるようになり、

流産経験のある方、

良い受精卵を移植したのになかなか妊娠できない方、

また、高齢で移植できる受精卵が後もう1つしか無い方が

移植前に

よく受けているように思われます。

 

もしこの検査でTh1が高いことがわかっても、

プログラフやタクロリムス

という薬を服用することで

Th1値を抑えることができます。

また、

ERA 、EMMA、ALICE検査と比較すると、

このTh1 /Th2検査は

採血だけで検査結果が出るので

日本に一時帰国した際などに

気軽に受けられるのではないでしょうか。

 

残念ながら

現時点で

この検査を行ってくれる

アメリカのクリニックを探し当てることはできませんでしたが、

見つけ次第報告します。

 

この検査についてさらに詳しい情報を希望の場合は

STORKTALKS

まで