日本でIVFを受けた方がいいのか、それともアメリカで?
この疑問には色々な視点からお話しないといけないのですが、
今回は技術面からみた違いについて書いていきたいと思います。
現段階で、アメリカでできて、日本では原則できないIVF技術の1つに
PGSというものがあります。
PGSとはPreimprantation Genetic Screening の略で、
日本語でいうと着床前診断です。
移植する前に受精卵が染色体異常を持っていないか検査する方法です。
なぜ日本では原則できないかというと、
日本産科婦人科学会が倫理的理由により認証していないからです。
しかし、アメリカでは結構昔から(少なくとも8年前)行われていて、
現在ではIVF治療を行なってる約8割ほどの患者さんがPGSを利用しています。
移植しても妊娠しなかったり、流産してしまう原因の6−7割が
染色体異常と言われています。
PGSを行うと、染色体異常をもっていない受精卵を移植することができ、
そのため妊娠、出産率が高くなります。
アメリカの方が日本よりも40才以上の妊娠、出産率が高いのはこのためです。
染色体異常をもっていない受精卵さえ獲得できれば
40代でも希望の光が見えてくるということですね。
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