株式会社テックエステートより習志野市に(競艇=モーターボートレースの場外券売所)が新習志野駅からわずか4分(都心からもとっも近いボートピアと謳われている。)の場所に公設ギャンブル施設・ボートピア習志野建設を計画し、荒木市長に同意要請が行われたのが03年です。荒木市長は、03年中にボートピア習志野建設の容認を発表しました。
http://www.city.narashino.chiba.jp/joho/machidukuri/boatpia/kaisetumade/kenkai/index.html
荒木市長がボートピア習志野を容認する最大の理由として述べているのは、環境整備費として年に売上の1.5%(当初予想で3億円)を受け取れるということです。
しかし、住宅地周辺にギャンブル施設が建設されるとなると治安面などの心配から一定の反対運動があるのは当然のことでしょう。新習志野駅を最寄りとする秋津・香澄地域を中心としていくつかの町内会や千葉工業大学などが建設反対を表明し04年11月には、ボートピア反対を掲げる各団体が結集した形で「場外舟券売り場をつくらせない習志野市民連絡会」が結成されました。
http://www.geocities.jp/whatbpn/
ボートピア習志野に限らず、全国各地のボートピア建設予定地で地域住民の反対運動が行われています。市長の反対表明、議会の議決、住民投票といった結果からボートピアの建設が断念された例もいくつもあります。
習志野市では、ボートピア建設反対を掲げた署名活動はもちろんのこと、市議会内でもボートピア習志野建設に反対する議員がかなりおり、建設反対意見の陳情・請願書が繰り返し出され、ボートピア習志野建設の是非を住民投票にかけるべきという議案もだされましたが、市議会内では、荒木市長与党の建設・賛成派議員が多数を占めていて、それらが可決されることは、ありませんでした。さらには、建設差し止めや営業差し止めを求める訴訟もおこされました。
数々の議論を呼びボートピア習志野がオープン(06年)した翌年に行われた前回の選挙・市長選挙では、ボートピア賛成派中心の争いとなり、ボートピア問題は、大きな争点になりませんでしたが、市議選挙では、反対派・賛成派の勢力の逆転は、起きなかったものの賛成派の現職議員が、4人も落選しておりボートピア習志野への対応が1つ争点であったことが評価できます。
その選挙から4年、一度出来上がってしまうとなかなか壊すことは、難しいということでしょうか?建設反対派のホームページを見ればおわかりの通り、この問題に対する市民の関心は、薄れてきているようです。しかし、一方で荒木市長が建設容認の根拠とした環境整備費は、実績では2億円程度でしかなく、さらには、事業主から1.5%から1%に歩合の引き下げを要請されるなど当初の目的を大きく揺るがす状況です。
ボートピア習志野は、本当にこのままでいいのか?選挙の争点に加える必要がないのか習志野市民のみなさんの関心にかかっていると思います。