こんにちは。
この前の出版トークイベントでたくさんのご質問をいただいたのですが、
一つだけ、その時にうまく答えられなくて
ずっと頭に残っていた質問があります。
そちらについて回答させていただきます。
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ポテトチップスを一袋全部食べちゃっていたのですが、食欲鎮静術でとても脂っこいことを感じやめられるようになりました。
ただ、この前、じゃがりこの新フレーバーが出ていて二箱買って、それが美味しくてやめられませんでした。
食欲鎮静術をしてむしろ美味しさがわかるようになり余計に食べてしまいます。
どうしたらいいでしょう。
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というご質問でした。
なるほど。そうきたか。
その時にはこのように回答はしました。
そもそもじゃがりこのような刺激が強いものは自然界に存在せず、舌が美味しいと感じてしまうのは強い刺激に慣れている証拠。まずは食事瞑想に向いてるようなもの(和食や素材の味がわかるもの)で味覚をリセットしてほしい。
というようなことを述べました。
でもなんかしっくり来なくて
変態癖が湧き出てしまい、
松尾のじゃがりこ研究が始まり、食べまくりました。
(嘘でしょー!)
今日は、松尾のじゃがりこ研究結果のご報告です。
この悩みに行き着く理由は二点。
理由1
出てくる食べ物がサクサク系の固いもの
御質問者の出てくる嗜好品が、ポテトチップス&じゃがりこ。
固いものです。
特にじゃがりこはスナックの中でもかなり固いものです。
この方は「固いもの、一口目の噛む」に取り憑かれてる可能性が高いです。
「一口目の噛む」に取り憑かれてる方の多くは、口の中にものを入れておくことが苦手です。
一口目の「ガリっ」という感覚を快感と覚えてしまい、そのあと細かくなったものは噛んでも快感を得られないので、さっさと飲み込んで胃に放り込んでしまいます。
これが一度袋を開けると食べるをやめられなくなる理由です。
食欲鎮静術をしようと思って、最初一回目に舌先に持っていったとします。
問題はそのあとなんじゃないかと思うのです。
1回目に舌先で食べたあと、奥歯の方に食べ物が自然と戻ってくるので、ここからもう一度舌先の方に戻してほしいのです。
しかし、一口目の噛むに取り憑かれてる方は柔らかいものを口の中に入れておくことが苦手なため、そのまま飲み込んでしまいやすいです。
味がある程度なくなるまで、または食べ物の形がなくなるまで、これが目安ですので、舌先のやり方が最初より雑になってないか確認してみて下さい。
じゃがりこのように固いものは、舌先に持っていくプロセスは三回程度行ってほしいです。
「舌先三回」
これをキーワードにやってみて下さい。
理由2
「食欲鎮静術をしてむしろ美味しさがわかるようになり余計に食べてしまいます。」
ここに関して、今から大切なことを言います。
とても大切なことを言います。
メモの準備はOKですか?
ではいきます。
美味しいは味じゃない
ということです。
ここ、非常に大事です!
私たちは糖質と脂質の組み合わせで大概のものが美味しいと感じるようにできています。
ですので、美味しいと感じることは味わっている証明にはなりません。
じゃがりこ、どんな味しますか?
まずは、揚げてあり固くコーティングされているので、口の中に油の味が広がります。
そのあと、じゃがりこは比較的じゃがいもをしっかり使ってるお菓子なので、2回目3回目と舌先で味わうとジャガイモの味がします。
(じゃがりこはお湯で潰すとマッシュポテトになる、というようなレシピもありますから、ジャガイモの味がしやすいものだと思います。ポテトチップスくらいの薄いものだと、塩や周りのフレーバーに負けるのでジャガイモの味が感じ取りにくいと思います)
もっと細かいことをいうときりがないのですが
味わうというのは、最低ここまで落とし込むことです。
決して美味しいと思ってる自分が味わってると思わないで下さい。
食欲鎮静術のスタートは「なんの味か」を知ることです。
味は一瞬で過ぎ去りますから、その味覚に集中しないと感じることが難しかったりします。
だからマインドフルネスの手法になるんですけどね。
「いまここ」に集中することになるので。
それを経てからはじめて
苦いものも酸っぱいものも全ての味を
美味しい
と思えることがゴールです。
味わうとは、決して最初から美味しいを感じることではありません。
むしろ、なんの味かを明確に感じずに美味しいと思うようなら
はっきりいって食べ方が雑です。
食欲を鎮静させたいなら
美味しい、旨い
で食事を済ませないで下さい。
是非今一度、しっかりジャガリコの油・じゃがいも・混ざっている添加物の味を探ってみて下さいね。
こういう実践したからこその質問はとても大事ですよね。
ご質問をありがとうございました(^∇^)
