今日から英国の南西部のコーンウォールでG7サミットが開かれ、新型コロナウイルスワクチンの全世界への供給や、覇権主義的な行動を強める中国への対応などをめぐる議論が行われる見通し、と報じられています。

 

ところで、英国は、国・地域別の人口100人あたり累計接種回数ではG7参加国のトップで、主要先進国の中では最もワクチン接種が進んだ国です

 

しかし、英国の現在の感染状況をみてみると、6月1日にBBCが、「英国は新型ウイルス第3波の初期=科学者 デルタ株で感染拡大」と報じています。これは3月の時点で懸念されていたことが徐々に起こっているということらしいです。

 

変異株の名称:(WHOより)

英国で最初に確認された変異ウイルスは「アルファ」、α
南アフリカで確認されたものは 「ベータ」、β
ブラジルで広がったものは「ガンマ」、γ
インドで確認されたもののうち、最も拡大しているものは「デルタ」 δ

 

 

引用元:

6月1日BBCニュース:

 

5月22日BBCニュース:

 

3月22日ロイターニュース:

 

 

■英国、米国、日本の3か国の比較でみてみると。

ワクチン接種に関する「国・地域別の人口100人あたり累計接種回数」というデータから

6月10日現在で、

英国は103.8回、米国は91.8回、日本は16.1回となっています。

 
累計接種回数の単純比較をすると、英国は日本の6.4倍、米国は日本の5.7倍。

 

国・地域別の100人あたりの接種完了人数は英国は42.76人、米国は42.91人、日本は4.09人

接種完了人数を単純比較すると、英国も米国も日本のざっとおよそ10倍以上。

 
一方、「日経新型コロナウイルス感染世界マップ」のデーターから

6月10日の新規感染者数を比較してみると

英国は+7315人、人口10万人当たりにすれば11人(日本の6.1倍)

米国は+18632人、人口10万人当たりにすれば5.7人(日本の3.4倍)

日本は+2212人、人口10万人当たりにすれば1.8人

 

 

人口: 英国:6665万人 (2019年) 米国:3.282億 (2019年)、日本(1.263億 (2019年)で計算。

 

 

この3か国で比較すると、ざっくりいえば、人口100人当たりの接種回数が約6倍の英国では人口10万人当たりの新規感染者数が日本の約6倍。

米国は接種回数が約6倍で新規感染者数が約3倍。

 

 

以前にも拙ブログ記事でも指摘しましたが、これは、ワクチン摂取率が高い国ほど、新規感染者数も多いという現象です。

 

 

BBCのいうデルタ株(感染力は1.78倍とも)によって、高いワクチン接種率にも関らず、英国では再び感染が拡大しているのは数字で示されている通り現実となっています。

 

 

引用元:

 

 

 

参考:

 

 

■日本の研究チームの発見で、COVID-19ではADEが起こっていることが判明

新型コロナウイルスに感染すると、感染を防ぐ中和抗体ばかりでなく、感染を増強させる抗体(感染増強抗体)が産生されることを発見したというニュースが報じられたのが先月。

 


「感染増強抗体が新型コロナウイルスのスパイクタンパク質の特定の部位に結合すると、抗体が直接スパイクタンパク質の構造変化を引き起こし、その結果、新型コロナウイルスの感染性が高くなることが判明」

 

 

「COVID-19重症患者では、感染増強抗体の高い産生が認められ、また、非感染者においても感染増強抗体を少量持っている場合があることが判明」とあります。

 

 

つまり、COVID-19では危惧されていたように、抗体依存性感染増強(=ADE)が既に起こっているようなのです。

 

引用元:

 

 

■着目点がずれている日本政府は近視眼的

日本政府はワクチン接種者の90%以上に高力価抗体が出来ていると喜んでいます。

 

 

確かにワクチンによってウイルスの一部であるSタンパクが体内で産生されるので、これは当然といえば当然のこと。

 

 

和歌山県の医療従事者を対象とするデータに限っていうと、免疫応答が弱くなっている60代以上の人にはワクチン接種によってつくられる中和抗体の力価が高くないと示されています。(N=474)

 

 

年代別での、もっとNの数字が大きい詳細ながデータが必要かとは思います。

 

 

印象でいえば、高齢者ではむしろ体内で作られるSタンパクのリスクの方が大きい可能性すらあるのでは?接種後の死亡例は大半が60代以上ですし、そこをしっかり検証すべきです。

 

 

そして最大の着目点は、中和抗体以外の感染増強抗体がワクチンによって誘導されていないかどうか。

 

 

誘導されるワクチンならば、メリットとデメリットが逆転しかねない。長期でみればデメリットの方がはるかに大きい。

 

 

ADE抗体がワクチン接種によって誘導され、その率が高い場合、そのワクチンは、接種直後だけではなく、中長期のADEのリスク問題が大きくて危険ですらあるので、即座に中止すべきです。

 

 

これまで、デング熱、エボラ出血熱、RSV、HIV 及びコロナファミリーのいくつかのウイルスに対するワクチンは感染増強抗体が体内に出来てしまうために製品化されていません。ワクチンがつくれないのです。

 

 

今回、ワクチン接種後、個々の人について、中和抗体の力価だけではなくADE抗体が出来ていないことも確認する必要があるのです。

 

 

オランダやドイツの研究者らも彼らの研究から、「ワクチンがSARS-CoV-2とそれに続くCOVID-19の感染を予防するのに最大95%有効であることが示されているが、多くのことはほとんど知られていない、ワクチンが先天性および適応免疫応答に及ぼす可能性がある」と指摘しています。

 

 

横浜市大のチームの研究結果からは裏を返せば、ワクチン接種の約1割の人にはインド株や南ア株などの変異株に対する抗体がつくられないことも判明しています。

 

つまり、横市のデータが意味していることは、ワクチンを接種しても1割の人にとって、変異株には効果がないということ。これは例えば英国で起きているようなことが今後日本にも起こりえるということ。

 

引用元:

和歌山県内の医療従事者のワクチン接種後データ:

https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/041200/d00203179_d/fil/vacctin1.pdf

 

横浜市大のチームが変異株に対する抗体を調べたデータ:

 

 

■中長期的リスク

ワクチン接種によってもし仮に中和抗体ばかりでなく、むしろ感染を増強させる抗体も産生される可能性があるならば、感染増強抗体をワクチンによって誘導されてしまった個体が次に感染したときには、重症例となってしまう可能性が高い。(キューバでは約四半世紀後にデング熱でこれに似た現象が起こった)

 

 

だからこそ、安易にワクチン接種を誰彼構わず勧めていいものではないのです。

 

 

 

■ノーベル賞学者ウイルス学専門のリュック・モンタナエ博士の警告

 

HIVウイルスの研究で2008年にノーベル医学生理学賞を受賞したフランスのウイルス学者モンタナエ博士がインタビューの中で発言したとされる真偽不明の情報ですが、「ワクチンによって変異株がつくられてしまう、だからワクチンによって感染拡大が起こる」と警告したとされます。

 

インタビュー動画:

rika-mm2hさんが教えて下さり、追加で貼ることが出来ました。ありがとうございました!

 

 

実はモンタ二エ博士はCOVID-19発生当初から「コロナは武漢研究所の人工操作で発生したもの」という発言をなさっておられました。

 

そして「人工ウイルス説」は「陰謀論」であるかのように一旦否定されたものの、現在ではこのモンタナエ博士の指摘通り、COVID-19の原因ウイルスのSARS-CoV-19は武漢の研究所由来の人工ウイルスであったという説はほぼ疑いのない事実と判明しています。

 

 

武漢ウイルス研究所の「機能獲得実験」に対し米国のNIAID所長のアンソニー・ファウチ博士が、EcoHealthAllianceという機関を経由して武漢の石正麗博士のチームに資金提供していたということが判明し、米国議会ではファウチ博士に対する追求が起こっています。

 

 

参考:

 

 

 

 

 

■フランスはワクチン接種懐疑派が多い

最初に「人工ウイルスである」と看破したモンタナエ博士はフランスの研究者ですが、インタビューの中でコロナワクチンに対する否定的な考えを示したという情報があります。

 

 

具体的には「ワクチンが変異株をつくってしまう、感染拡大はワクチンによってつくられている」と指摘した上で、「未来、歴史の本にこのワクチン接種が大きな間違いであったと記録されるだろう」と発言したというもの。私も実はこの警告と同じ感想をずっと抱いております。この警告が杞憂で終わればよいのですが。

 

 

参考:

 

 

■オランダとドイツでもADEについての研究でワクチンに対する慎重論が出ている

しかし、オランダとドイツの研究者は、ファイザー-BioNTechのCOVID-19ワクチンは、mRNAベースのワクチンの開発と使用において考慮されるべき自然免疫応答の複雑な再プログラミングを誘発すると警告しています。

 

JorgeDomínguez-Andrésらは、ワクチンがSARS-CoV-2とそれに続くCOVID-19の感染を予防するのに最大95%有効であることが示されているが、多くのことはほとんど知られていない、「ワクチンが先天性および適応免疫応答に及ぼす可能性があると指摘。

 

 

彼らは「ワクチンが、特異的刺激 (SARS-CoV-2) と非特異的刺激 (ウイルス、真菌、細菌) の両方による刺激後の自然免疫細胞による炎症性サイトカインの産生を変化させたことも示しています。

 

 

引用元:

 

 

繰り返しになりますが、ワクチン抵抗性の変異株はどうやら、ワクチン接種率が進めば進むほど出現するということは現実に起こっているようなのです。英国がその例です。

 

 

そして、ワクチン接種よりも政府が優先的にすべきことは他にいくらでもあるのではないでしょうか。

 

参考: よかったら拙ブログの他の記事もご参照ください。

 

 

 

訂正:

最初、タイトルを「累計感染率6倍」としておりましたが、正しくは「累計接種回数6倍」の誤りで、6月10日現在で、接種完了者人数では英国は日本の10倍となるようです。