イスラエルでワクチンキャンペーンが始まった2021年1月以降、COVID-19感染の毎日の症例は、10.000前後から129人を超えるまで劇的に減少したと報道されている。
一方で、実はイスラエルは既に人口10万人当たり日本の19倍に当たる感染率に達しており、新規の感染者数が減っているのは、ワクチンの効果というばかりではなく、既にこの頃には新型コロナウイルスに対する集団免疫が出来つつあったいうことなのではないだろうか。
イスラエルは人口923万人(
5月3日現在、「日経新型コロナ感染世界マップ」のデータによれば、イスラエルの感染者数累計は83万8554人、死者数累計は6366人ということで、計算してみると人口10万人当たりでそれぞれ9085人/69人
一方、日本の累計感染者数は5月3日現在で60万5150人、死者数1万342人。日本の人口は1億2557万人(総務省統計局データ、2021年2月現在)だから、人口10万人当たりに直すと482人/8.2人。
イスラエルの累計感染者数が人口10万人当たり9085人なのに対し、日本の場合は482人。つまり、5月3日現在の比較でいえば、イスラエルは日本の約19倍の感染率であり、死者数は人口10万人当たりで約8倍に達しているのだ。
イスラエル保健省が公表している国家データベースは、ワクチンがCOVID-19に関連する重篤な症状および病気を予防するのに非常に効果的であることを示していると評価されると同時に、ワクチンの副作用を追跡するのに参考になる国といえる。
■イスラエルで観察されたワクチン2回接種後の心筋炎
新型コロナに対するワクチンをファイザーと共同で開発し、配布したドイツの会社BiontechのCEOであるOhor Sahin教授は記者会見で、は、ワクチンと心筋炎の発症に関しては、英国や米国でこれまでに蓄積された情報では副反応として認識されておらず、イスラエルの当局にさらなる情報を求めていると語った。
ロイター通信社の報告によると、イスラエルの保健省は先週初めに、ワクチンとコロナとの間に心筋炎の出現との関連があるかどうかを調査していると発表。同省の発表によると、この現象は、「主に2回目の接種後」にワクチン接種された500万人のうち60人に見られた。ほとんどの症例は30歳未満の若者だったと語った。
ファイザーは、イスラエルの保健省に定期的に連絡してワクチンに関するデータを見直すと述べた。同社は、特にファイザーバイオンテックCOVID-19ワクチンを受けた若い男性集団において、心筋炎の発症がみられたことを認識していると述べた。
「有害事象は定期的かつ徹底的に見直され、一般集団で予想されるよりも高い心筋炎率は見られなかった。ワクチンとの因果関係は確立されていない。心筋炎がファイザー/BNT COVID-19ワクチンの使用に関連するリスクであると結論付ける証拠は現在ありません」と声明。
イスラエルのベン・グリオン大学公衆衛生学部の別のディレクター、ナダフ・ダビドヴィッチは、心筋炎とワクチンの症例の間には相関関係があるが、ワクチンを止めるのに十分な深刻さはないと述べ、「これは注意が必要な状況であり、最終報告を待つ必要があります。しかし、中間分析では、COVID-19による病気のリスクはワクチンの副作用よりはるかに高く、ワクチン接種後の心膜炎のリスクは低く一時的である」と説明。
■日本人の一人として思うこと
日本の感染率は5月3日現在イスラエルの19分の1である一方、ワクチンの接種者数の累計は249万3961で全人口の僅か約2%の接種率に過ぎない。
急激な感染者増加を抑えながら病原体に対する集団免疫獲得する最も良い方法は、拙速にワクチン接種を勧奨し、一方で入管を緩めて海外からの変異株流入機会を増やすことではなく、出入国を厳しく制限して海外からの変異株の流入を出来るだけ最小にくいとめつつ、当たり前の感染予防を国民一人一人が心がけることである。
ワクチン接種との関連性不明であっても、接種後に亡くなっている人の数も19人、うち一人は28歳の基礎疾患のない女性などの例もあり、(4月27日現在)これを見過ごしてよいとは思えず、例えばインド型など変異株はワクチンをすり抜ける可能性も指摘されているわけで、ワクチン接種はあくまでも任意で、副反応の状況や変異株に対するワクチンの有効性を見極めてからでよいのではないだろうか。
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