「好きなことを仕事にしたい」は間違っていない
「どうせ働くなら、好きなことを仕事にしたい」
これはとても自然な願いで、私もずっとそう思ってきました。
実際、私のクライアントにも
「好きなことを誰かの役に立てたい」
「自分の世界観で仕事がしたい」と願って、
起業した方が多くいます。
この考え方自体が悪いわけではありません。
むしろ、それが原動力になることは確かです。
でも、その“好き”がいつの間にか
「迷子のもと」になることがあります。
「好き」だけでは、仕事にならない理由
例えば、
-
手帳が好きで販売を始めたけど、なかなか売れない
-
イラストが好きでSNSで発信しているけど、収益に結びつかない
-
カフェ巡りが好きでブログを書いているけど、マネタイズできない
こうした声を聞くことがあります。
共通しているのは、
「好き」→「価値」に変換できていないという点。
「好き」はスタート地点としては最高だけど、
それを“誰かの困りごとを解決するもの”に変えないと、
ビジネスにはなりません。
「売れる好き」と「趣味の好き」は違う
ここで大事なのは、
好きなこと=売れることではないという事実を受け入れること。
例えば
「ネイルが好き」「アロマが好き」「料理が好き」など、
どれも素敵な“好き”だけれど、それを
「誰に・何のために・どんな形で」届けるかによって、
結果はまったく変わってきます。
| 好きなこと | それが売れるためには |
|---|---|
| アロマが好き | ストレスで眠れない人のためのセルフケア講座 |
| イラストが好き | SNSアイコンを自分らしくしたい人向けの似顔絵サービス |
| 整理整頓が好き | 片づけられないママのためのオンライン片づけ講座 |
「誰かの課題を解決できる好き」になった瞬間、
“商品”として成立します。
好きが苦しさに変わるとき
好きなことを仕事にしようとすると、
ときにこんな苦しさが出てきます。
本当は好きなのに、義務になるとつらくなる
売れないと、自分の“好き”が否定されたように感じる
好きで始めたのに、数字に追われて楽しくなくなった
これ、すべて私も経験しました。
「こんなはずじゃなかった」って思ったこと、
正直何度もあります。
でもそのたびに思い出すのは、
“好き”を守るには、戦略が必要だということ。
感情だけでは続かない。
けれど、設計すれば「好き」を続けられる仕組みはつくれます。
好きを「やる理由」と「届ける理由」に分けて考える
好きなことを仕事にしたい人におすすめなのが、
「自分のため」と「誰かのため」を切り分けて考えることです。
-
なぜそれをやりたいのか?(自分の理由)
-
誰にどんな価値を届けられるのか?(相手の理由)
この2つが重なる場所に、ビジネスの種があります。
片方だけだと、仕事としては成り立ちにくい。
でも両方あれば、無理なく、無駄なく、続けられる。
「迷子」も成長の一部
「好きなことを仕事にしたいけど、
どうやって形にすればいいのかわからない」
そんな風に悩むのは、真剣に向き合っている証拠です。
大切なのは、
「その好きは、誰のどんな悩みに役立つのか?」を言語化していくこと。
そして、好きの“届け方”を工夫することです。
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