● フェラガモの靴 ●
東京新宿「靴は売らない靴屋」
西村泰紀です。
お越しいただいたお客さま、お二人とも、土踏まずがフィットした靴を履く感覚がはじめて、とおっしゃっていただきました。
足全体がとても薄い男性のお客さまと、指の付け根の幅が広がってしまった、女性のお客さまです。
お二人に限らず、土踏まずが支えられている靴を履く感覚を知らないお客さまが、何と多いことか!
街を歩いている方を観察していても、土踏まずにスキマがある靴を履いている方が実に多いです。
多くのセレブが愛用している、高級靴、フェラガモの創業者、サルバトーレ・フェラガモが、土踏まずのフィット感がいかに大切か、とてもいい言葉を残しています。
以前ご紹介したかもしれませんが・・・・、
(忘れました(・・;))
まず最初は、土踏まずを支えるという感触を知らなければならない。
次に、つま先は自由でなければならない。
土踏まずがフィットすることと、つま先が動くこと。
つま先がきつくない限り、出来るだけ幅の狭い靴を履こう。
Salvatore Ferragamo (1898-1960)
最近のフェラガモに、土踏まずを“まずフィットさせよう”、という努力の跡がうかがえないモデルもあって、チョット残念なんですが、それでも一流は一流です。
作りのしっかりした靴がとても多いと思います。
それにしても、土踏まずを靴が支えてくれるなんて、経験したこと、一度もない、というお客さまが大半だと思います。
まして、“できるだけ狭い靴を履け”なんて、言われたことないです!!、というお客さまがほとんど。
お買い物アドバイスをさせていただいても、皆さん、いまいちイメージが出来ないようです。
一度、あの感触を体感できればOKなんですが・・・・。
ところで、“幅広い靴が、足にいい靴、やさしい靴”、なんて、大きな誤解ですから!!!