偽りなき光景


つい先日、昼日中のことだ。
車を運転していると、
前方の横断歩道の信号が黄に変わったので、
速度を緩め、停止した。
すると、歩道で信号待ちをしている親子の姿が目に留まった。
手押し付きの三輪車に乗った一、二歳くらいの男の子。
その後ろには、三輪車を両手で支えるお父さんがいる。
信号が青に変わると、男の子は、さっと勢いよく右手を上げ、
三輪車を力いっぱいこぎ始める。
お父さんが、背後から、
その子が自力でこぐのを邪魔しない程度に手押して渡って行く。
何とも微笑ましく、かつ見事な光景として映った。
そこに嘘がないのだ。
親子の、こういう無言のコンビネーションは、
一日にして出来上がるものではない。
この親子の日常生活を、その背景を垣間見る思いがしたのだ。
親子が通り過ぎて行った、その数秒間が、
まるで映画のワンシーンでも観るかのように流れた。
まさに偽りなき光景を見せてもらった思いである。


写真の薔薇は、
以前、薔薇愛好家のお宅で撮影させてもらったものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さな旅/光と風の四季

 

 

この小説「もうひとつの明日」は、1998年5月9日、同人誌『座礁』に発表したものの再掲載です。

 

過去にアップした小説

 

 

 

 

 

短編小説 恋文~往信 朗読版

 

短編小説 恋文~返書 朗読版

 

古くからの友人、高木早苗さんが、松江市観光大使を務める京太郎さんと、

ご当地松江を舞台にしたデュエットソング、

『さよならだんだんまた明日』をリリースされました。
とても素敵な歌ですので、是非聴いてあげて下さい。

不肖私めの撮影した写真も少しだけ入れてありますので、よろしくです。

 

「だんだん」は、出雲地方独特の方言で、ありがとうの意です。

 

 

振袖の振付方を詳しく解説した写真講座を公開しましたので、

興味のある方はご覧下さい。

 

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