風薫る


新緑に風薫るこの季節、郷愁誘う風景と云えば、やはりレンゲ畑。
どこにでもありふれていたものが、
いつの間にか、探しても見つからないものになっていると、
妙に恋しくなるものだ。

農業に従事している人ならば、緑肥としてのレンゲ草が
便利な化学肥料に取って代わったわけだから、
この経緯、不思議なことでも何でもない、
ごくありきたりの出来事だったのかもしれない。
だが、そこで花と戯れることしか知らなかったものには、
いささか寂しい出来事ではある。

この季節、田舎道を車で走りながら、稀にレンゲ草を見つけると、
はっとするほど、うれしくなるものだが、
つい先ごろ、米子へ出向いた時、
今時驚くほどのレンゲ畑に遭遇し胸が躍った。
レンゲ畑の左向こうには、霊峰大山が聳え、
前向こうには、王子製紙の米子工場と思しき、丈高い煙突が見える。

この田園、四方を遮るものが何もないので、
上空を風が渡って行くのが肌で感じられる。
その風が、小さなレンゲの花を小刻みに揺すり震わす。
すると、微かに春風が薫るようにも流れて来る。
どこを見渡しても、人っ子一人見当たらない、とても静かなひとときだった。


☆おことわり☆

諸事堆積しておりまして、
しばらくのあいだ、
「フォトエッセイ」不定期更新とさせていただきます。
変わり映えしないブログに、
日々変わらず、温かな眼差しを注いでいただき、
まことにありがとうございました。
継続再開を期して、写真は撮り続けておりますので、
その日まで、お待ちいただきますよう、
よろしくお願いいたします。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風のエレジー/井上陽水

 

 

古くからの友人、高木早苗さんが、松江市観光大使を務める京太郎さんと、

ご当地松江を舞台にしたデュエットソング、

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不肖私めの撮影した写真も少しだけ入れてありますので、よろしくです。

 

「だんだん」は、出雲地方独特の方言で、ありがとうの意です。

 

 

 

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