2022115日にも、佐月様のこちらの記事をリブログさせて頂きました。

 

『儺の国の星』という本は、星に関係する神々の本で、言葉や地名の語源(古語)も記されていて、著書の真鍋大覚氏は、九州大学工学部航空工学科助教授でいらした方で、真鍋家は物部氏から続く代々暦法を生業とする家系なのだそうです。

 

国立国会図書館デジタルコレクションの中には、「儺の國の星」は見つかりませんでしたが、儺の國の星 : 拾遺|書誌詳細|国立国会図書館オンライン (ndl.go.jp) がありましたので、続編である『儺の國の星 拾遺』のコピーサービスは受けられるようです。

 

国立国会図書館デジタルコレクションの送信サービスを使うと見ることが出来る真鍋大覚氏の著書には、『大地の雲映 : 地震は雲・霞の形や色で、予知できる』,中日新聞本社,1981.11.https://dl.ndl.go.jp/pid/9671249 があります。

 

また、真鍋大覚 - Wikipedia に、次のように紹介されている二冊も見付かりました。

そのころ、古事記のドイツ語翻訳に取り組んでいた、香椎宮宮司の木下祝夫に協力しており、構想していたドイツ語訳古事記の全五巻のうち、第三巻までを刊行し、第四巻・第五巻の刊行を果たせずに生涯を終えた木下の意志を受け継ぎ、『独逸語訳古事記第四巻 天文暦象篇』を1984年に、『独逸語訳古事記第五巻 国土地理篇』を1986年に刊行している。

 

『独逸語訳古事記』ということから、ドイツ語で書かれているだろうと思い、だったら私には読めないと思ったのですが、二冊とも、ほとんどが日本語です。

 

〇木下祝夫 著 ほか『独逸語訳古事記』第4(天文暦象篇),香椎宮奉斎会,1984.2. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12269117 (参照 2023-05-06)

 

〇木下祝夫 著 ほか『独逸語訳古事記』第5(国土地理篇),香椎宮奉斎会,1986.12. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12269142 (参照 2023-05-06)

 

『独逸語訳古事記』第5巻の29コマhttps://dl.ndl.go.jp/pid/12269142/1/29に、大久米命に関する記事を見付けました。

 

また、31コマhttps://dl.ndl.go.jp/pid/12269142/1/31

には、次のように書かれており興味深いと思いましたので、テキスト化してみました。※ルビは省きます。

垂仁天皇 (29~70) の御名を古事記は伊久米伊理毘古伊佐知命、日本書紀は活目入彦五十狹茅天皇と書きます。 “いくめ”とは坩堝や特に熔金の鋳型の名になりました。平安の世には、“あま()め”とよび、天目と書きました。久米は胡人の錬金師の南方系の一派でありました。よく太陽を信仰した一族であれば、近東の神話もPrometheus が日から火を取るあたりにその出所があるものとみえます。

(引用終わり)

 

一部だけ抜き出すと、論理の飛躍が大きいように思いますし、この箇所を執筆したのが誰なのかということも確認していないのですが、このような書物とも出会う機会を頂いたことにも、重ねて感謝しています。

 

佐月様、今回もありがとうございました。

 

〔2023/05/07 追記〕

『独逸語訳古事記』第4巻188コマをテキスト化しておきます。実行委員の方は、発起人よりフォントサイズが小さく記されていましたので、そのようにしてみました。
  

(以下、引用)

 

「独譯古事記」完成協委員会

発起人    神社本庁統理     徳川 宗敬

        神宮大宮司       二條 弼基

        神社本庁総長     黑神 直久

        国学院大学理事長  小林 武治

        国学院大学学長    吉川 泰雄

        皇学館大学理事長  篠田 康雄

        皇学館大学学長    田中 卓

        熱田神宮宮司     篠田 康雄

        明治神宮名誉宮司  伊達 異

        明治神宮宮司     高澤 信一郎

        時雨亭文庫理事長  冷泉 為任

        福岡県神社庁長    高千穂 有英

 

実行委員   福岡県宗社会

             宗像大社宮司      葦津嘉之

             高良大社宮司      立花 米雄

             英彦山神宮宮司    高千穂 有英

             太宰府天満宮宮司    西高辻 信良

             竈門神社()宮司   

             住吉神社宮司      横田 豊

             志賀海神社宮司    阿曇 磯興  

             香椎宮宮司代務者   上田 興

         幹事 筥崎宮宮司       田村 克喜

(引用終わり)

西高辻 信良氏が、太宰府天満宮宮司  竈門神社()宮司の両方をされているということのようです。

 

〔2023/05/11 追記〕

『独逸語訳古事記』第5巻の151~169コマに、

「古歌楽譜考」 校閲 木下祝夫 考証 真鍋大覚 編曲 真鍋廣子(旧姓 森高)が載っていますので、タイトルを追記しておきます。

 

古事記 大和國歌(やまとくにうた)

日本書紀 大和國歌(やまとくにうた)

古事記 御酒歌(みきのうた)

古事記 酒楽歌(さかぐらのうた)

古事記 吉野國主歌

琴歌譜 三原歌

古事記 盧美歌(よみのうた)

古事記 美望呂歌(みもろうた)

古事記 草江歌(くさかえうた)

古事記 天語歌(あまがたりうた)

萬葉集 寧楽歌(ならうた)

小倉百人一首 平城歌(ならうた)

夫木和歌抄 筑紫 葛生歌