かつて、米軍基地の近くで教室を開いていた頃も、そうでした。
例えば、帰国子女でなかなか日本の小学校での算数の授業についてゆけない、
外国人なので日本の学校での国語や算数を理解するのが難しい、
足し算や引き算や九九がわからない中学生など、
親御さんが泣きながら、お子さんを連れて
塾へ駆け込んでくるというようなケースが多々ありました。
また、
学校や先生がキライでなかなか勉強にも手が付かないまま困っているお子様、
親御さんや先生に反抗してヤンチャに過ごしてきた中学生もよく入塾していらっしゃいました。
私は、そんな「困ったちゃん」が来てくれると嬉しくて、表現は適切でないかもしれませんが、ワクワクしました。
九九が覚えられない?いいねー!
繰り上がりが出来ない?いいねー!
よぉ〜し✧(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑✧おまかせください。
大丈夫!きっと出来るようになっちゃうからね!
しかも、得意になっちゃうよ!
困ったちゃんがやってきてくれた時こそ、
さぁ~どう取り組みますか~!!と、私は腕まくりします。
そして、やがて必ずみーんな、それぞれに、とてつもないチカラを発揮して、伸びていくんです。天才✨なの(* ॑꒳ ॑* )⋆*
目先の成績なんて、単なる通過点にすぎません。
大切なのは、その先の生きるチカラ。
困難をどう乗り越えていこうか考えるチカラ。
自らの人生を自力で切り拓いてゆくチカラ。
心に灯が点ると、瞬く間に人は、嬉しそうに自走していきます!
まるで、スキップするように🎶
私は、これまでもずっと、面談にチカラを注いでいます。
面談で保護者の方々や生徒さんとお話させて頂く事で、本質的な部分も見えてきて、それが、問題解決への糸口になるからです。
かつての教室でも、
なかなか成果が見えてこないお子様が心配なあまり、焦りや苛立ちもお感じになってか、ものすごい剣幕で塾へ乗り込んでくるお母様もいらっしゃいました。
ファイティングポーズで入室してらして斜め加減にコチラを睨みながら、
「ウチの子、なかなか算数の点数が上がらないし、どうせデキが悪いみたいだから、辞めさせますんで!」
そうでしたか、、、。
ささ、どうぞ、お入りください。
とお話を聴かせて頂いていると、次第に色々なお話が出てきます。
するとお母さまは突然、つぶやきました。
「ハムスター、買ってきちゃったんです!」
ハ、ハムスターですか?(∵)ヘ?
「主人が買ってきちゃったんです、ハムスター!」
ご主人が?なるほど。
あれだけ私が反対してたのに、主人たら、私が日曜日にパートへ出ているすきに、息子にせがまれて、主人が買ってきちゃったんです。
主人はいいですよっ、そうやって、たまーに息子と関わるだけだから、いい顔ばっかりして!
ちゃんと世話が出来るのか、生き物を飼うってどういうことなのか、わかってるのかしら。
今、こうして話してるだけでも
腸が煮えくり返って煮えくり返って!( ºДº)キーッ
私がどれだけ日頃から一生懸命、毎日毎日子育てしてるかなんて、主人は全然わかってくれてない!
私、悔しくて、悔しくて・・・」
そういって、お母様はポロポロと涙を流され、しまいには号泣されていました。
「お話聴かせて頂き、ありがとうございます。大切な〇〇君の事を真剣に考えて、毎日向き合っておられる、今のお母様が素晴らしいです!」
とお伝えしました!
すると、
「先生、私、なんだかとってもスッキリしました。ここへ来てみて良かったです!早く帰って息子に会いたくなりました。ギューッて抱っこしてあげたいです!」
そして、
「ところで先生、前から気になっていたんですが、最近、息子は英語にも興味が出てきてね!なので、来月から英語もお願いします!」
といって、塾を辞めるといって乗り込んでいらしたお母様でしたが、もう一教科増やし、3教科受講頂く事になりました。
お母様の表情もパァっと明るくなり満面の笑みで、スキップするように帰っていかれました。
私は、何よりそれが一番嬉しいです。

