《3》
このことは、やがて携わった営業の仕事にも、大きく通ずるものがありました。
電話でアポイントをとるのに、毎日打電を続けます。始めは不慣れで、決まりきったありきたりのことしか言えなくて、楽しくありませんでした。自分でも落とし込めてないまま、喋るので言葉が一人歩きしているような感じだったと思います。
ちょうど苦手意識が大きくなりかけた時期に、上司と営業先へ行く車中で、そんな胸の内を打ち明けていると、次第に(前述のような)かつて塾を経営していた頃のエピソードに話題が移りました。
その頃の話をすると、上司が「やっぱり営業に向いてるね!その面談してた時と同じようにやってごらん。」
そのヒントを頂くと、たちまちパズルが一致し、ドミノのように発想と感覚が展開してゆきました!
そこで私は、自身の苦手意識の設定を意図して、切り替えました。「私、得意なんだよねー、電話アポイント!」という風に。
私自身は、まだまだ営業としても駆け出しで
商品知識も乏しかったのですが、打電から新規のお客様とアポイントをとる件数は、社内でトップでした。
営業の道、何十年のベテランの同期だけでなく、先輩方からも、「どうやったらアポイントが取れるの?」と聞かれたり、「どんな風に喋ってるのか横で聴いてていい?参考にさせて!」と言われました。
私のお客様は、皆さん会社名をちゃんと覚えていないケースが殆どでした( ゚∀゚)・∵ブハッ!!
どういう事かといいますと、
「北條さん、北條さん」と呼び掛けられ、
「北條さんにお願いするよ!」と仰って頂き、
「北條さんとこの商品さー、」という調子でした。
「ところでー、北條さんの会社、何ていう名前だったっけ?ま、そんなのどうでもいーよ!」
「北條さんに信頼感持てたから、契約する事に決めたんだよ!」
と言っていただけるようになりました。
会社や商品と、というよりも「北條」と契約して顧客になって下さるのです。
勿論、会社や商品については、きちんとご説明してゆき、私で至らない部分は上長からも詳しいご説明をしておりましたけどね(^^)
中には、「全部、北條さんに任せるから、印鑑も渡すからホントは銀行や郵便局の窓口も、北條さんに行ってきてもらいたいの。信用してるから。たとえ持ち逃げされたとしても、北條さんならいいわ!」とまで、言ってくださるお客様もおられました。(勿論、ご印鑑はお預かりする事などなく、窓口にはご本人以外は手続き出来ませんので、実際はそのような事はしておりませんけどね!)
あなたを信頼して、契約している。
あなたじゃなかったら、心は動いていない。
そう言ってくださるお客様が、次第に多く現われてくださいました。
何より、お客様が嬉しくなって、シアワセ気分になって、心も表情もパァっと明るくなって、お身体の調子まで良くなり、お元気になる様子が、嬉しかったです。
なんか、人生また生きていくのが楽しみになってきたよ!ありがとう!
お客様から、そう言って頂けるのが、この上ない喜びでした。
これからも、どこかで新たにめぐり逢う方々と
しっかりと向き合い、シアワセに楽しく、スキップするような人々が増えていったら、素敵な世の中になるんじゃないかなーと、私は思います。
スキップする人々が増えてくと、地域が日本が世界が、地球がハッピーになってく!
私はホンキでそう思っています!
p(´∇`)q ファイトォ~♪
