《1》

以前、勤めていた会社で、私は営業部に在籍していました。

富裕層向けの資産運用コンサルタント、そして事業出資を募る営業担当です。

営業経験ゼロだった私は始めは打電すら気が引けて、いざ電話が通じたとしても

何からどう伝えてよいやら、戸惑うばかり。

先輩や上司からも「始めは電話してもガシャーン!と切られるんだよね~」という話は聞かされていました。

実際やってみると、ガチャーンと切られるケースも稀にあったかもしれませんが、どういうわけか私は、さほどそのようなケースに遭遇しておらず、気になりませんでした。


「貴女の声と話し方は聴いていて落ち着くし癒されるわ」

「貴女は他の営業電話をかけてくる人とは、どこか違うねー。」というお言葉をよく頂いたり、

また、新人だとわかると、

「私あなたを応援するわ~!がんばって~!」とエールを贈って頂けることもしばしば。

かといってすぐにアポイントに繋がるかといえば、そうでもないのですが

「実績上げたら考えてあげるから朗報を待つわね!」とうまくかわされることも勿論あります!

中には

「新人か~!ダメだ!ダメだ!そんなことも答えられないなんて!出直してこい!」と怒鳴るお客様もおられました。


一瞬、その迫力に圧倒されるものの、どこかオモシロさも感じている自分がいました。(わたし変態か!)

出直してこい!ってことはまた電話してもいいってことか!“よ~し!”どう向き合ってみようかな!とどこかワクワクしている私。


後日、再びお電話で「先日のご質問の件、わかったのでお電話しました!」

「お!新人!聴いてやろうじゃないか!」と少しお耳を傾けて下さるも、また私の拙いふわぁ~っとした説明にご納得いただけず(そりゃそうですよね)

「ダメだ!新人~!それじゃ解説になっとらんじゃないか~!ガシャ~ン!」ということも!

 

なぜ私自身、“よ~し!そうきたか!次はどうしてみようかな!”という気分でワクワク腕まくりして臨もうとするのか?を考えてみました。

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《2》へ続く✨