いつものごとく、同時並行で複数冊の本を読んでいて、そのほとんどはビジネス書が中心。

ですが、何かの記事でこちらの本が紹介されていたので、手に取ってみたら、私が大好きだった

作品たちの話が沢山出てきて、他の本を差し置き、あっという間に読み終わってしまいました(笑)。

 

 

 

 

子供の頃、「アルプスの少女ハイジ」はもちろん、「未来少年コナン」もワクワクしながら観ていた

ものの、あれらが高畑さんや宮崎さんの作品だったと知ったのは、ずっと後になってからでした。

 

その後は、暫く、アニメを観ていなかったのですが、「カリオストロの城」や「トトロ」などの作品も

大好きで、三鷹の森ジブリ美術館も出来て暫くして行き、宮崎さんの机回りの展示などを見たり、

当時は大人も入れたネコバスの中に入ってみたりしたものでした(笑)。

 

振り返ってみると、私と同世代の人たちは、子供の頃から、まさにこの方たちの手によって

作り出されてきた作品に触れて育ってきた幸せな世代だったのだと気付かされます。

 

この本は、恐らく、近い世代の舘野さんが、同じように育てられ、アニメーターになりたいと志し、

縁あって、高畑さんや宮崎さんの元で働いてこられた日々を一緒に俯瞰しながら

「あの時はね・・・」「ほら宮さんが怒ってる」と解説を聞きながら回想の旅に連れ出されているか

のような一冊でした。

 

私の好きだった作品には、こんな思いが託されてたんだ。あのシーンはそういう意図だったんだ・・・

舘野さんが「あの作品のあそこ」と書かれているシーンが自分の頭の中に鮮明に広がる・・・

それ程、細かいシーンも印象に残っているのはきっと私に限ったことではないような気がします。

 

今、放送されている朝ドラを見ていても、「ん?あの人はもしかして高畑さんなの?」

「で、こっちは宮崎さんってことだな・・・」なんて思いつつ見ていたのですが、あの中で

アニメーションを作る仕事が本当に大変な作業なんだと見ているので、この本に書かれている

作業のイメージができるのもありがたいことでした。

 

プラス、こちらの記事の内容も、本に出てくる人物が、朝ドラのどの人のことなのかがわかった

りして、「あー、ももっちって、この方のことなのね」などと分かったことで更に、本が楽しめました。

 

ジブリが大好きという方にはお勧めの一冊でした。