こちらは、昭和3年築の原田産業(株)大阪本社ビルです。
それ以来、ずっと、同じ会社で使い続けられてきた珍しい建物。


原田産業は大正12年に創業した商社で、現在は4代目の

大学で建築を学んだ原田暁社長も、この建物の価値を損ねない

改修をしながら、大事に使い続けておられるそうです。

 

 

こちらの設計は、小笠原祥光氏。

鉄道院へ就職し、赤レンガの東京駅で設計工事を担当した後、

住友総本店で技師になり、茶臼山の住友家本邸の担当となり、

来阪したそうです。

 

 

今も現役の事務所なので、中へ入ることはできません。

 

 

それでも、ついつい、覗き込んでしまう建物。

メンテナンスもきちんとして大事に使われてるのがわかります。

 

 

この床材、入ってすぐに上へ上がる階段。。。

実はイケフェス中の1日だけ、一般公開されていたんですが、
ここへ戻ってくる時間がとれず、断念したのです。

 

原田産業さんのサイトに内部の写真が公開されてますが、

・・・タクシーに乗ってでも、戻ってくれば良かった。。。

来年も公開されることを願ってます。

 

 

 

次に向かったのは、堺筋倶楽部。

昭和6年に、川崎貯金銀行大阪支店として建てられたもの。

貯金銀行とは、少額から預かる庶民の為の銀行だったとか。

当時、川崎財閥の設計を多く手掛けた矢部又吉の設計と考えられる

そうです。

 

 

大正から昭和初期にかけ、日本中にばんばん銀行が

つくられた時期があり(朝ドラ あさちゃんの中でも話がでてました)、

この道筋には、こういう銀行の建物が競い合うように並んでいた

んだそうです。その大部分は取り壊されてしまったそうなのが残念。

 

 

こちらは、2001年に、レストランとして使われるようになり、

1階は、元営業室の高い天井を活かしたイタリアン、

2階、3階は、元役員室、金庫室などの小部屋を活かした

フレンチレストランになっているとか。

 

 

ランチを済ませて無かったら、1階でランチしたかったな~。

次に行く機会があったら、ここでランチ!

 

 

忘れないようにしなくちゃ。

 

 

続きます。