結婚する時に、母に大塚家具 へ連れて行かれ、

右も左もわからないまま、相当、高価な婚礼箪笥を

買ってもらいました。



外側はダークブラウンのつややかなもの。

とても厚い木の板が贅沢に使われ、10年使っても、

全然くるいがでてこないものでした。



ダンナの仕事の関係で、社宅だけでも3回引越しし、

その度に、引越し屋さんを泣かせる位の重さがある

立派な立派な箪笥。。。



私のインテリアの趣味とは、すっかり合わなくなって

しまっていたのですが、あの時の母の思いや、

あまりに贅沢に使われた木材を考えると、安易に

買い換えることもできない家具でした。



実は、今の家を買う前に、購入を検討していたマンションには、

この箪笥を入れる余地が無く、母にその事を相談した時の

母の表情が忘れられず、今回のマンションには持ってくる前提で、

デザイナーの友達と、どういう配置で置くか、散々検討したのです。



・・・ところが、引越し当日。

引越し業者から「箪笥の高さと幅が、どうしても玄関を通りません」

と、電話が入りました。


木の床には木の家具が



もう、夕方近い時間。

クレーンを頼んでも、1階の庭付きのお宅があるので、

ベランダから吊るのも、恐らく無理とのこと。



・・・今更???


正直、母の顔が目に浮かんで、泣きそうでした。( p_q)


どうしよう。。。



さすがに、ダンナも母と私の思いいれのある家具なので何も言いません。


全てが私の判断に委ねられ、引越しがストップしてしまっていました。



デザイナーの友人とは、室内の配置は散々考えたのに、玄関が通れない

ということを想定してなく、すがる気持ちで電話をしたのですが、

彼女も驚いて、途方にくれるしかない状態。




私が決めるしかない。

覚悟を決めた瞬間でした。


お母さん、ごめんね。

だけど、物理的に入らないものは、もうどうしようもない。

整理箪笥だけは、これからも大事に大事に使わせてもらうから。



そして、引越し業者に、処分をお願いしました。




全て、私の責任で判断した上で、母には事後報告しました。


本当は、母はすごく悲しかったと思います。

結婚する時に備え、少しずつ貯めたお金で、晴れの日のために用意した

立派な立派な家具だったので。。。


事情を聞いた母は一言だけ。

「立派な家具だったのに、もったいなかったね」と。




後になって、デパート勤務のママ友やインテリアショップのママ友に、

婚礼家具の場合は、箪笥を解体して、組み直してくれたり、

カットしてくれることもあると聞いたのです。


そういえば、最初に箪笥を運んでくれた大塚家具のおじちゃんも同じような

ことを言ってたな~と思い出して、大塚家具に聞いてみたのですが、

今はそういうサービスはしていないとのこと。

多分、家具職人さんを抱えていないということなんでしょうね。



そういう訳で、予定していなかった洋服箪笥を探すことになったのですが、

長くなったので、その話は、また明日に続きます。





今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
あなたと、いい家具や雑貨とのご縁がありますように。


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