赤十字病院 緩和ケア病棟でアロマボランティアに行った時のこと。
ある患者さんはほとんどしゃべれなく、鼻には管がついていた。
お部屋に行くと、ご主人もいらっしゃった。
会話はご主人としかしていない。
「失礼します」 と部屋を入ると、
ご主人が 「アロマの人来てくれたよ」 と言ってくれた。
早速脚のマッサージを始めると、「この匂い好きですわ~」 とローズマリーの香りを好んでくれた。
マッサージをして3分くらいで、患者さんである奥様は眠られた。
部屋の棚の扉には 「どうぞタオルを使ってください」 「このパジャマをお願いします」 と紙が貼られていた。
ご主人の看護師さんに対する気遣いを感じた。
そしてマッサージが終わった時、
「おいおい、起きて御礼をいいや~」 と体を揺すっている。
「いやいや、寝かせてあげてください」 と片づけをしていると、
「今日は雨が降って足元も悪いのに、ありがとうございました」 と私にも気遣ってくれた。
ご主人の人の良さに感動して胸が熱くなった。