シューマンピアノソナタ第3番「グランドソナタ」「管弦楽のない協奏曲」 | ウルフオルフェノクが行く!

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春になりましたね。




シューマンは3曲のピアノソナタを書きましたが、その中の3番です。

「管弦楽のない協奏曲」というタイトルがスケールの大きさを感じさせます。

第一楽章
アレグロブリランテ
ヘ短調。ソナタ形式

力強く、非常に激しい性格。
オーケストラの部分とソロの部分を思わせる部分が
交差するように現れて展開していく。
初版と現在の版では「アレグロブリランテ」ではなく
「アレグロ」となっており「ブリランテ」は削除されている。

第二楽章
スケルツォ、モルト・コッモード
変ニ長調。
三部形式のスケルツォ。
性格は気まぐれで激しい。


第三楽章
クアジ・ヴァリエーション、アンダンティーノ・デ・クララ・ヴィーク

ヘ短調。

「クララヴィーク」はシューマンの妻であり、作曲家。
主題はクララの「ワルツカプリース集」からの引用。
単独で演奏されることもある。


第四楽章
プレスティシモ、ポッシービレ~
ピウ.ヴィーヴォ
ヘ短調。


極めて激しい性格の主題を持ち、荒れ狂う主題を持つ。(できるだけ急速に)という指示がシューマンらしい。
非常に激しい性格で、荒れ狂うかのごとく荒々しく曲は展開していく。
ラストはヘ長調に転調し、凄まじい勢いで
強烈な終結を迎え華々しく終結する。