あまりにも有名な曲で、「カイジ」でも有名ですよね(笑)
「朝」、「オーせの死」「アニトラの踊り」「山の魔王の宮殿で(にて)」が
とくに有名なようで、グリーグ自身も「朝」は気に入っていたようです。
ちなみに「オーセ」はペールの実母です。
「山の魔王」とはどうやら「怪物トロルの王、ドブレ」
のことを意味するようです。
「朝」は「朝の気分」と表記される場合も多いです。
教科書などでは「朝の気分」だったような気がします。
ペールギュントには実は第Ⅰと第Ⅱの組曲になっている組曲として構成されていて
「ペール」という男性が主人公の劇音楽になっています。
Alla marcia e molt marcato、ロ短調で、最初の不気味なピアニッシモで鳴り響く嬰へ音のユニゾン音が不気味で、なんとも得体の知れない描写を暗示します。
ピッチカート(弦を指ではじく方法)でピアニッシモで
お馴染みの不気味な主題が提示されます。
これが何度か繰り返されていくと、pocoapoco stretto e crese.と書かれたところから猛烈な勢いへと変わっていきます。
piu vivo(mloto piu stretto)となり、曲はフォルテシモの嵐が荒れ狂う音楽となり、合唱が加わる版もありますが、オーケストラだけで演奏される場合が多いようです。
ピアノ版もあり、グリーグ自身が何曲か抜粋し選んでピアノ独創用に編曲していま
す。(自編。)
ちなみに、ムソルグスキーの悪魔の宴を表現した荒々しい曲、
「禿山の一夜」と曲想が非常によく似ており悪魔風な曲想という点では似ているのではないでしょうか。
この「山の魔王の宮殿」は怖いイメージで
なおかつ強烈なイメージを持っているので、
トラウマになっている人も多いはず。
一度聞いたら忘れられない曲となっています。
必ず一度は耳にしたことがあるはずです。